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学生と卒業生が震災対策教育ビデオドラマを制作 麹町警察署より感謝状を授与

地域連携

2025.11.10

警視庁麹町警察署 占部貴之署長(左)より感謝状を受け取る中川助教

感謝状を受け取り記念撮影

本学は警視庁麹町警察署(東京都千代田区)と2024年1月に締結した「麹町パートナーシップ」の一環として、15分間の震災対策教育ビデオドラマ『地震博士と!とある家族の防災大作戦』を制作しました。映像の完成にあたり11月5日、城西国際大学東京紀尾井町キャンパスにて、完成披露上映会および警視庁麹町警察署 占部貴之署長より、制作に携わった学生たちへ感謝状が贈られました。

本作は、メディア学部映像芸術コースの在学生と現在プロとして活躍する卒業生23名が、佐藤克則准教授および中川寛崇助教の指導のもと、2024年より制作を開始。近い将来発生が懸念される大災害に備え、日頃からの防災意識を高めることを目的とした教育映像となっています。
監督を務めた中川助教の呼びかけにより、一ノ瀬ありあさん、井上あきらさん、浅森夕紀子さん、宮田真也さん(水田記念博物館大石化石ギャラリー 学芸員)の4名を出演者に迎え、撮影に挑みました。 
映像では、出演者が備蓄に関する問題を選択方式で答え、防災の知識や対策を分かりやすく説明し、親しみやすく印象に残る内容となっています。

キャンパス内での撮影

作品のワンシーン

完成披露上映会で中川助教は「未来に起こる震災をテーマとし、それに対する危機感を持ってほしいという思いで制作しました。この作品を通して、周りの方々とどのように危機を乗り越えるかを若い世代の人々から広めてほしい」と語り、作品完成の喜びを伝えました。また制作に携わったメディア学部映像芸術コース4年の金子みつみさんは「冒頭の災害シーンでは得に、音に拘りました。リアルさを求めるため、実際の訓練時の音や瓦礫の音など、何種類もの音を組み合わせ、より地震の怖さが伝わるよう追求しました」と制作時の工夫を話してくれました。
占部麹町警察署長からは「完成度の高さに驚かされた。管内にある大学の学生が制作したことの影響として地域の共感を得やすく、その効果が期待される。災害対策訓練や啓発活動などで積極的に活用していきたい。大学とは永くお付き合いをしていきたい」と期待を寄せました。

出演者や関係者での集合写真