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平田隆弘教授最終講義 2023年度JIU薬学部主催生涯教育・卒後教育講座

生涯教育講座

2024.03.26

生涯教育を兼ねた最終講義

学生時代は毎日低温室で実験(撮影は約10年前)
 

2023年度をもって薬学部 平田隆弘教授は城西国際大学を退職されます。そこで、オンラインにて最終講義をしていただきました。薬学部教員、学部学生らが、そして本学卒業生も加わり、平田先生の抗生物質に関する研究経歴とその中で見つかった発見の話を拝聴しました。司会は、千葉大学での研究室の後輩にあたる本学薬学部 額賀路嘉教授が担当されました。

最終講義の皮切りは、千葉大学薬学部で学生をしていらっしゃった頃の思い出の研究成果から始まり、日本ロシュ研究所、ホフマン・ラ・ロシュ中央研究所(スイス)、大阪大学産業科学研究所での創薬研究を紹介され、最後に本学薬学部での最新の研究成果をお話しされました。どの研究室でも一貫して、「抗生剤が効かなくなる耐性」という医療が抱える大きな問題に真正面から真摯に取り組んでこられたことを学びました。そして、参加者は平田先生らしい実直な研究態度に感銘を受けました。講義の最後に「研究はやってみないとわからない。失敗を恐れず、チャレンジしてください。」という励ましの言葉をいただき、残される後進や学生たちにエールを送られて締め括られました。

本講義は、薬学部の2023年度生涯教育・卒後教育講座として、また、薬学部が継続的に実施しているイブニングセミナーの一環として開催されました。

送別会

記念品贈呈