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押坂准教授らの研究成果が薬事日報に掲載されました

教員活動

2024.05.28

城西国際大学の押坂准教授、森教授、小林教授、懸川教授、千葉大学の佐藤教授、JCHO千葉病院薬剤部との研究チームで行った「保険薬局の在庫不足による疑義照会の調査研究」の成果が、「疑義照会2割は在庫不足 医薬品の供給不安定で」の見出しで薬事日報に掲載されました。本研究は、JCHO千葉病院が発行した院外処方箋のうち、薬局薬剤師から疑義照会があった内容を検討しました。その中でも、昨今問題となっている医薬品の需要と供給バランスの問題に焦点を当て、疑義照会のうち2割は、在庫不足等、流通に関わる疑義照会であったことや、それらの医薬品の薬効領域等を明らかにしました。本研究成果は、日本薬学会第144年会(横浜)で発表されています。今後、さらにデータを集積し解析することで、疑義照会が多い医薬品の薬効領域や内容が特定されることにより、当該疑義照会を減らす工夫や、疑義照会が減ることによる病院薬局間の連携の発展性も期待できると考えられます。

本内容は薬事日報 令和6年4月15日版に掲載されています。