2025年8月6日、千葉東金キャンパスにおいて、薬学部5年生の実務実習報告会が開催されました。本報告会では、薬局実習(I期:2月~5月)および病院実習(II期:5月~8月)を終えた実習生が、それぞれの実習で学んだ内容や経験を振り返り、一人10分間の口頭発表と5分間の質疑応答を行いました。報告会には実習生の他に薬学部4~6年生ならびに薬学部教員が参加しました。
各発表では、服薬指導、調剤業務、チーム医療への参加、在宅医療への関与など、現場での具体的な取り組みや課題への気づきが共有され、実践的な学びの深さが感じられる内容となりました。質疑応答では、教員や学生同士で活発な意見交換がなされ、学びをさらに深める貴重な機会となりました。
発表を終えた学生の一人は、「無事終えてホッとしています。大勢の前で話すのは緊張しましたが、良い経験になりました。他の人の発表からは、内容だけでなくスライドの構成なども学ぶことができました」と、充実した表情で語ってくれました。
今回の報告会を通じて、学生たちは臨床現場での実践力だけでなく、情報を整理し発信する力、他者と議論する姿勢も養うことができました。今後の進路や将来の薬剤師像を考える上でも大きな意義を持つ会となりました。
学生からの質問も活発に行われました
教員からの質疑応答に答える学生
最後の教員による総評