This page does not support translation languages. ×

社会福祉コースの学び(授業紹介) カリキュラム

社会福祉コースの学び(授業紹介)

・1年次<福祉の基礎を体験的に学ぶ>

福祉疑似体験 

 障がい者スポーツや点字、手話などの障がいに関する体験、車椅子などを活用した体験などを通して、支援する側と支援される側の気持ちを学生同士で経験し、どのような支援が必要とされているのかを考え、学びます。

社会福祉原論

 少子高齢化や人口減少、雇用形態や家族形態の変化、地方の過疎化など社会経済の変化による経済的格差の拡大や、社会的排除・孤立といった社会課題を理解し、社会福祉がなぜ必要とされるのか、歴史・理論・思想から学びます。

・2年次<課題解決力を高める学び>

ソーシャルワーク演習/精神保健福祉援助演習

 学生同士でのディスカッションなどを通して、高齢者、児童、障がい児・者、精神障がい者、医療・低所得などの具体的な事例を題材とし、社会福祉士や精神保健福祉士の援助場面や支援過程を体験的に理解し、実践的な学びを行います。

ライフステージIPE(専門職連携教育)

 看護学部・薬学部・理学療法学科の学生と共に学び合うプログラムです。現場で活躍する専門職からの講演、地域で生活する利用者(患者)の理解、模擬事例検討会、医療機関などでの実習と多くの学びの機会があります。

・3年次<実践的な学び>

貧困に対する支援論

 生活保護制度をや生活困窮者自立支援制度を理解したうえで、生活保護世帯や生活困窮者に対する具体的な支援の内容や方法を学びます。これらのことを通じて、「現代の貧困とは何か」について理解します。

ソーシャルワーク実習・精神保健福祉援助実習

 社会福祉専門職(社会福祉士・精神保健福祉士)として必要な知識・技術・倫理、自らに求められる課題把握等、総合的に対応できる能力を実践的に身につけるために、福祉施設や機関、病院等で実習を行います。
 

・4年次<実践的な学び>

ゼミナール

 社会の課題について、それぞれの問題意識に基づいて、テーマを設定し、文献研究や調査などを行い、ゼミ全体で発表やディスカッションなどを通じて考察を深めます。ゼミナールの一つでは「安楽死・尊厳死」をテーマに各国の取り組みの特徴や法制度を比較、検討し、理解を深めています。

応用研究

 社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験対策を行います。問題演習を行うだけでなく、様々な資料を参照しなぜその答えが導かれるのかを理解します。これまでの学びの総復習になるだけでなく、様ざまな知識を複合させて問題を解決する力が養われます。