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2022.06.02
福祉総合学科では、社会福祉士受験資格取得のために、ソーシャルワーク実習を毎年10月上旬から約1か月間行っています。5月のこの時期は、実習予定の学生が実習施設を調べ、実習計画書・自己紹介書の作成方法を学ぶなど実習に向けた準備を行っています。
5月27日(金)、昨年度実習を行った学生が、今年度実習を予定している学生にアドバイスをする「先輩の話を聞く会」を開催しました。先輩学生たちは、自身の経験談を交えながら実習前に準備しておくべき事項や実習先の特徴など丁寧に説明していました。
実習予定の学生たちからは、「利用者とのコミュニケーションはどのように図ればよいのか?」「実習先の職員にはどのタイミングで質問をすればよいのか?」など様々な質問が出ました。
高齢者施設で実習を行った先輩学生からは、「利用者の方の状況に合わせてゆっくり・はっきりと耳元で伝えるとよい」、「利用者に質問が伝わっていない時は、声の大きさや質問内容が適切であったかを考える必要がある」などと具体的に説明していました。
先輩学生の説明を聞きながら熱心にメモを取る後輩学生の姿がみられました。
会の終了後、実習予定の学生からは、「不安なことが質問できたのでよかった」「実習先の利用者の特徴をもっと調べておく必要があることが分かった」などの感想が聞かれました。
「先輩の話を聞く会」は、社会福祉士を目指す学生にとって、実習生としての心構えや実習に向けた事前準備を再確認する機会となりました。