【高校とつながる】 誠恵高校を訪問し「福祉ネイル」授業を行いました （2023/05/12）

　城西国際大学の教職員が静岡県沼津市にある私立誠恵高等学校を訪れ、福祉系大学に進学を希望している２、３年生を対象に，介護美容の一種である「福祉ネイル」の実演を行いました。

　「福祉ネイル」の資格を持つ本学職員の横山さんが講師となり，「福祉ネイル」は一般的なネイルと異なり高齢者や障がい者、子どもに行うときは完成までの時間短縮が求められることや，コミュニケーションの拡大や認知症予防効果が期待でき，対象者の生活の質の向上に寄与することなどの説明を行いました。

生徒さんに「福祉ネイル」の効果や手順を説明する横山さん。

二人一組のペアになり「福祉ネイル」を体験してもらいました。

お互い爪磨きを行った後にマニキュア、水性や油性のネイルを施しました。

初めての作業でしたが、手際よく爪磨きを施していました。

好きな色を選び、丁寧にネイルを施していました。


高校生の感想
・今回、「福祉ネイル」の活動を通して福祉美容という考え方があることを初めて知りました。
・さっそく母の日に家族の爪をネイルしようと思いました。
・皮膚に付着しないようにネイルすることが難しかったが楽しかった。

　自分の爪がピカピカに磨かれていく様子や、好きな色にネイルされていく様子をみて，生徒さんからは次第に笑顔が見られました。はじめは照れ臭そうにしている生徒さんもいましたが、いざ施術が始まるとみなさん真剣な眼差しで取り組んでいました。
　受講した生徒さんたちは，今後、「福祉ネイル」のボランティアとして文化祭などのイベントで活動し、地域の高齢者や子どもを対象にネイルを行うとのことです。
　今回の「福祉ネイル」の体験や学びを通して、福祉を身近に感じてもらえることを願っています。