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【地域とつながる】留学生が千葉県鴨川市のデイサービスセンターで交流活動

学生活動

2023.08.02

7月26日(水)、大学の助成を受けた研究活動(研究課題:「世代間交流と学びから考える地域協働―鴨川市川代集落における活動を通して―」)の一環として、留学生がデイサービスセンターゆうらく(千葉県鴨川市)との学生自主企画による交流活動を行いました。
自ら本学の福祉総合学科を希望して日本に留学した学生たちは、人々の相互理解や助け合い・支え合いを学ぶことができる場によく出会います。今回もまさにその出会いの場でした。
交流の場では、中国水墨画アニメ『お母さんを探すオタマジャクシ』(1961年作品)の日本語訳のセリフを入れ替えるなどして楽しく映画を鑑賞しました。また、『幸せを願う 福を呼ぶ』という縁起が良い中国の切り絵、中国の伝統演劇-京劇の隈取り面の塗り絵の体験プログラムを一緒に満喫しました。


ゆうらくの利用者の方々から多くの感想をいただきました。

「水墨画を実際目にしたことがなかったので良かった。」
「午後の切り絵やお面の塗り絵は、初めての経験で絵の具も久しぶりに使ったので新鮮だった。」
「長い時間だったが、普段できないことが出来て楽しかった。」
「普段やらないことをやって疲れたけれど、とても楽しかった。またやりたい。」
「留学生の子達ともっとお話がしたかった。」

みんな真剣に切り絵を制作しています。 

<参加した学生の感想>

・羅沢鑫さん(福祉総合学科3年)
デイサービスセンターは多くの利用者様が集まる場であり、とても良い交流ができました。いい出会いもできました。千葉県の観光マップもいただきました。デイサービスでは、食事や入浴、ケアサポートも受けられ、このような支援があることで、自宅での生活をより快適に過ごすことができると感じる人も多いことがわかりました。デイサービスで気分をリフレッシュできるし、高齢者の孤独感を軽減できる施設であることがよくわかりました。

・鄭皓中さん(福祉総合学科3年)
とても楽しい一日でした。中国文化の体験を一緒に心に残る時間を共有し、利用者のみなさまが笑顔を見せてくれた、喜んでくれたことにすごく嬉しく思います。本当に有意義な時間、ありがとうございました。みなさまの話を伺うことで、私自身の人生観や価値観について考えるきっかけとなりました。交流活動は本当に貴重な思い出になります。高齢者は長年培ってきた経験や人生の物語を聞くことで、自分の視野も広がり、人間関係の大切さや生活のありがたみを再認識することができました。いろいろなことを教えていただきまことにありがとうございます。

デイサービスセンターゆうらくの皆さま、楽しい時間をありがとうございました。