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観光ゼミナール紹介 多田ゼミ(観光まちづくり:自然環境) カリキュラム

多田ゼミ(指導教員:多田 充 教授)

多田ゼミは2022年4月から始まったゼミナールです。

本ゼミナールの主要テーマは、自然や農業など、緑を活用した地域環境の保全と観光利用を中心とする地域の活性化です。現在のゼミ生の研究テーマは、オーバーツーリズム(過剰観光による自然環境や地域社会への悪影響)、環境アート(地方芸術祭)による地域振興、中国庭園、伝統的建築物群と一体となった自然風景地の保全等、多彩です。ゼミ生のほとんどが大学院への進学を希望していることもあり、ひとりひとりが研究テーマを持って、毎週のゼミで調査や分析結果を報告し、全員でディスカッションを行っています。

こうした多田ゼミの活動背景には、学生が主体的に課題を設定し、その解決のために自主的に取り組む姿勢を大切にしたいと考えているからです。教員はアドバイスやサポートはしますが、実際に活動をするのは学生自身です。ゼミはまだ始まって2か月のため、各ゼミ生の研究は文献調査の段階にとどまっていますが、今後、現地でフィールドワークを行い、オリジナルデータを収集することが求められます。

ゼミ生には研究活動における試行錯誤を通じて、仮説を立てて検証する力や、主要な論点を見抜く力を養ってもらいたいと考えています。