観光ゼミナール紹介　柴崎ゼミ（観光まちづくり：国際観光） カリキュラム

柴崎ゼミ（指導教員：柴崎 小百合 准教授）

本ゼミナールでは、将来の日本の観光業界を牽引するグローバルに活躍できる観光人材の育成に取り組んでいます。研究においては、国際的な視点から観光を掘り下げ、「観光」×「国際」×「まちづくり」というキーワードを掲げています。

これまで、「千葉県とくに郊外に、どのようにインバウンド観光客を惹きつけていくのか？」といったテーマの下で、さまざまな取り組みを行ってきました。

2021年度は、南房総市観光協会と連携し、インバウンド観光客の嗜好を踏まえつつ、「隠れた地元のgem（＝逸品、珠玉）」をみつけ、それを観光商品として価値づけました。ゼミで考案した「鴨川太海地区の鰹節体験ツアー」は、2022年冬に南房総市観光協会主催「地域発着地型ツアー」の第6弾となる「地元の魅力再発見」という企画に組み込まれました。そして、今後もこのツアーは南房総市観光協会のツアーの一部として適宜活用されていきます。

本ゼミナールでは、引き続き南房総市観光協会と連携し事業を実施していくこととなっています。本年度は、南房総地域の観光パンフレットを英語に翻訳・出版していく予定です。今後も、千葉県郊外へのインバウンド観光客招致に貢献しながら、グローバルな観光人材の育成を目指し研究活動を進めていきます。

南房総市観光協会のみなさんと太海地区の鰹節店を視察する様子

「地元の魅力再発見」のチラシ

※ 2022年1月26日、昨年度の研究成果を「地域の魅力プレゼン発表会」で報告したところ、たいへん大きな反響があり、他の発表と共にNHKのニュース番組「NHK首都圏」で報道されました（2022年１月27日放送）。
https://www.jiu.ac.jp/tourism/news/detail/id=10431
 

研究成果を発表する柴崎ゼミの学生