学科からのメッセージ 学科の特色

ごあいさつ

観光学部長　内山達也

私たち観光学部では、これからの社会課題を「観光」という視点で解決することができる人材育成を目指しています。そのため観光学部の授業は、人口減少や超高齢社会、そして、更なる社会のグローバル化を見据え、新たな地域の魅力を生み出す「観光まちづくり」、多角的な情報発信で人の移動を促す「観光メディア」、社会を持続的に発展させていくための「観光ビジネス」、国際的視野を養成する「国際教育」を組み合わせた学びを重視し、実践的な観光教育を通じた新たな価値を創造できる人材を輩出することを目的としています。

また、観光学部のある千葉東金キャンパスは、温暖な房総半島の九十九里平野に位置し、日本の空の玄関口である成田国際空港にも程近く、季節を問わずに多くの観光者が訪れる地域に立地しています。東京からも程近い自然豊かなこの地で、学生たちは観光学の理論を身に付けるだけでなく、フィールドワークや課題解決型の授業を通して実践力も鍛えています。

「観光」は、世界平和に貢献する重要な役割を担っています。それは「観光」が、人と人との交流を促し、地域と地域とのつながりも濃密にするからです。さらには、国を超えた人の観光行動が促進されることで、グローバルな社会的、文化的、政治的、経済的な交流にも発展します。こうした今の事象を考えるだけでなく、私たちは、これからの20年、30年先の社会の未来を考えなくてはなりません。「観光」を通じて、これからの社会に求められる持続的発展の可能性について学びましょう。
これから入学する皆さん、我々教員に思いきりぶつかってきてください。我々もしっかりと準備をして、皆さんをお待ちしております。観光学部でともに成長していきましょう。

教職員一同皆さんを心よりお待ち申し上げております。