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地域活性化を実践します② ~地域の声を聞いて動き出すゼミ活動~

ゼミ活動

2025.06.19

 

四方木地区の活動拠点「したなおい」で意見交換会

2025年6月6日、ゼミ活動を本格的に進めるために、学生たちは四方木(よもぎ)地区を訪問し、地区の方々と意見交換を行いました。S1クォーターのゼミ授業では、これまでの四方木地区の活動内容や、先輩ゼミ生たちの実践を学びながら、自分たちにできる地域活性化の方法を考えてきました。その成果として、いくつかのアイデアをまとめ、地区の皆さんに提案しました。

意見交換では、地区の方々から、活動の目的や持続性、学生たちのスケジュールに関する質問が多く寄せられました。学生たちは予想以上の質問に戸惑いながらも、自分たちの取り組みの意味や、地域活動への理解を深める機会となりました。6月からのS2クォーターでは、この対話をふまえて、さらに考えを深め、地域貢献につながる具体的な活動として実践していく予定です。

四方木地区の活動拠点「したなおい」で意見交換会

観光学部3年 又吉真逢さん
今回、私たちは授業で取り上げたアイデアを、四方木地区の方々とともに深掘りし、さまざまな質問や意見をいただくために、実際に四方木地区を訪れました。意見交換を通じて、四方木の方々が地域に対して抱いている思いや、地域づくりに対する本気の姿勢を強く感じることができました。

外部の視点と、実際に地域に住む方々との間にはどうしても温度差がありますが、そのギャップを埋めるためには、四方木地区についてさらに深く理解し、対話を重ねていくことが重要だと改めて実感することができました。今日、話し合った事をしっかりと持ち帰り、協力してもらいっぱなしにならずに自分達で出来ることを考え、次また訪問するときは、イベントに向けての動線確認や細かい調整をしていけたらいいなと思います。

四方木地区の活動拠点「したなおい」で意見交換会

観光学部3年 高澤綾乃さん
今回で2回目となる四方木地区への訪問では、「したなおい活動」を行っている地区の方々と、今後のプロジェクトについて話し合いを行いました。私たちの提案に真剣に向き合ってくださり、より良いものにするための実現可能なアイデアや、「こうしたら良いのではないか」という提案をもとに、大まかな方向性を決めることができました。

実際に地区の方々と話すことで、深掘りした質問を通じて自分たちの考えや企画を見直し、軸をしっかりさせる必要性を強く感じました。また、地区の方々の意見を参考にしながら、私たちの活動をより広く知ってもらい、「行ってみたい」「また来たい」と思ってもらえるきっかけを作ることを目指し、引き続き話し合いを進めていきたいと考えています。

四方木地区の活動拠点「したなおい」で意見交換会

観光学部3年 加藤咲さん
今回の打ち合わせでは、四方木の地域資源を活かした魅力発信の具体案について意見を交わしました。手作り野菜の収穫体験や私たちが実践するガイドツアーなど、訪れる人が自然の中で楽しみながら地域に触れられる仕組みを検討することができました。また、ただ「知ってもらう」だけでなく、「また来たい」「誰かに教えたい」と思ってもらえるような継続性のある活動が大切であるという意識も共有することができました。

さらに当日は、地域の方が四方木で採れた「じゃがいも」をご馳走してくださる場面もあり、温かなおもてなしに心が和みました。四方木の魅力は自然だけでなく、人のあたたかさにもあると感じ、こうした交流を通じて、「また行きたい」と思える地域づくりに貢献していきたいと思いました。

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