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北京冬季オリンピック・パラリンピック 千葉県立東金特別支援学校とのオンライン交流会

開催報告

2022.02.02


 観光学部の留学生11名と日本人学生2名が、千葉県教育委員会よりオリンピック・パラリンピック教育推進校として指定された千葉県立東金特別支援学校とのオンライン交流会を開催しました。その内容は、2022年中国・北京で開催する冬季オリンピック・パラリンピックと関連付けながら、中国語・中国文化について学ぶというものです。
 観光学部の学生たちが作った中国文化に関するクイズに、東金特別支援学校の生徒の皆さんは真剣に取り組み、パソコン画面を通して、自分の答えを一生懸命に見せてくれました。その後、中国語歌のリズムに合わせて留学生代表の身振り手振りを真似しながら、一緒に盛り上がりました。留学生代表からは、2022北京オリンピック・パラリンピックの概要及びマスコット、テーマソング、競技種目などの紹介がなされました。楽しい時間を過ごせたのは、生徒の皆さんがいろいろ質問してくれたからです。最後に、東金支援学校の皆さんのお礼の言葉と手作りパンダパズルのプレゼントについての紹介があり、笑顔の中で交流会を終えました。

日本国内、台湾、上海、広州の各地から参加したオンライン交流の様子

 

 

中国文化に関連するクイズの一部

 

リズムに合わせて一緒に踊ろう

 
 
 

北京冬季オリンピック・パラリンピックについての発表

 

 
 

楽しい質問・交流タイム

 

(写真提供 千葉県立東金特別支援学校)

 

参加学生コメント
TW2019-109 梁 思捷さん

 今回の東金特別支援学校との交流会をきっかけに、私は日本の子供達に中国の文化に触れてもらうことだけではなく、自分自身も少し変化しました。私は元々人とコミュニケーションを取るのが苦手で、見知らぬ人と話をするだけで緊張するタイプです。リハーサルの時にも無意識のうちに話すスピードが上がってしまったり、無表情で一人で喋ったりしていました。しかし、本番の時、私は生徒さん達の笑顔を見て、何故かその緊張感と不安が解消されました。私も笑顔で、自分が担当するクイズでの役割を果たせました。日本の子供達と直接交流ができて、本当によかったと私は思いました。
 実は、私は今年4月に入学しましたが、コロナの影響でまだ日本に入国することが許されていません。半年間のオンライン授業を通じて、学ぶことは多かったですが、やはり早く日本へ行って、直接先生と友達に会いたいです。

TW2019-517 周 林娜さん

 私は今回、東金特別支援学校の生徒たちに2022北京オリンピック・パラリンピックを紹介することができ、大変嬉しく思います。一方、このような交流会は初めての参加ですので、大変緊張しました。生徒たちからの「おすすめの中国語の歌」、「北京オリンピック金メダルの重さ」などの質問に対して、うまく答えることができなくて、悔しかったです。今度もし機会があれば、適切に答えられるようしっかり準備したいです。 

TW2019-519 魯 ?さん

 私は、今回の交流会で冬季オリンピック・パラリンピックの競技種目を紹介する部分を担当しました。今まで、私自身は冬季五輪の競技内容について、あまり興味がありませんでした。紹介PPTの作成を通じて、大変勉強になりました。先生による事前指導を受け、子どもの目線に立って分かりやすく伝えることの重要性をよく理解できました。素材探し、興味を持ってくれそうなデザイン、発表時間のコントロールなど、苦労しましたが、収穫も多かったです。



千葉県立東金特別支援学校 秦 あかね 先生

 今回は、千葉県オリンピック・パラリンピックを活用した教育の四つの柱の一つであるグローバルプロジェクトの一環として、地域の教育資源を生かし、城西国際大学の于航先生をはじめ、学生の皆さんにご協力をお願いしました。
 2月に行われる冬季北京2022オリンピック・パラリンピックに関連付け、クイズやダンス、競技の説明が行われたことで、児童にとって中国の文化等に触れる貴重な経験となりました。
 児童は、交流会の中で、数字を中国語で教えてもらうと真似て読んだり、交流後には中国語で数を数えたりする姿が見られました。また、「健康歌」のダンスがとても好評で、当日はもちろん事前学習から元気に体を動かして踊っていました。
今回の交流会を通して、中国語や中国の文化に触れることで、異国の言語や文化に対する理解を深めることができました。今後も交流させていただければ幸いです。ありがとうございました。

いただいた生徒たちの手作りプレゼント