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インターンシップ報告:東金市役所-行政から学ぶ観光の仕事-

インターンシップ

2022.05.17

4質の良い教育をみんなに11住み続けられるまち作りを
 

城西国際大学観光学部は、地元の東金市役所とインターンシップ事業を含む包括的連携協定を結ぶ準備を進めています。
本協定の締結に先駆けて、観光学部の学生がインターンシッププログラムに参加する機会を得ることができました。

観光学部金子ゼミ4年 髙橋 昂哉

私は2月18日から3月20日までの約1ヶ月間、東金市役所のインターンシッププログラムに参加させていただき商工観光課にてお世話になりました。ゼミ活動を介して市役所の商工観光課に所属する職員の方と関わる機会があり、行政の仕事に興味を持ったことがきっかけです。

お世話になった東金市の観光課課長との記念写真

お世話になった東金市の観光課課長との記念写真

もともと、行政という立場から、どのように東金市の観光に接しているのか現場で学びたいと考えていました。とくに、大学では、観光地におけるまちづくりの仕組みや観光を介して地域を活性化する手法について学んでいるので、インターシッププログラムに参加することを通して、東金市の姿勢を学ばせていただける良い機会となりました。

今回は、そんな想いで取り組んだ、インターンシッププログラムについてご報告させていただきます。
プログラムは、下記の4項目です。

1.東金市が支援しているアニメーション制作並びに映画制作に関する打ち合わせへの参加

現在、商工観光課では、東金市を舞台とした『とーがね!おまつり部』というアニメーション制作を支援しています。また、まだ公開前なのでお伝えできませんが、映画の撮影現場の情報提供などを行なっています。
今回のプログラムでは、こうしたアニメや映画の制作関係者との打ち合わせへの参加や、実際の撮影現場の見学をさせていただきました。映画制作に至っては、エキストラとしても参加させていただきました。

東金市商工観光課が支援する『とーがね!おまつり部』のイメージポスター

東金市商工観光課が支援する『とーがね!おまつり部』のイメージポスター

2.東金市への企業誘致に関する打ち合わせへの参加

東金市の商工観光課では、企業誘致にも力を入れています。観光というと、どうしてもツアーコンサルタント系の業務のように「観光の企画に携わる部署なのかな?」と思いがちですが、行政では商業を活性化させるために事業者(企業)を誘致することも行なっています。
今回のプログラムでは、その打ち合わせに参加させていただきました。

3.東金市の観光名所でもある東金城址という旧跡調査への参加

商工観光課では、観光に利用できる文化財などの保護や保全なども行っています。
今回のプログラムでは、「東金城址(別名:鴇ケ根城(ときがねじょう))」という観光名所となっている城跡の現状調査(台風被害調査)にも同行させていただきました。

台風被害の状況調査

台風被害の状況調査

4.東金市が実施するフィルムコミッション活動のための企画書づくり

今回のインターンシッププログラムでは、上記1.~3.の業務を体験するとともに、事務的な書類の作り方についても教えていただきました。とくに、これから東金市が力を入れていこうとしているフィルムコミッション事業についての企画書づくりを教えていただきました。

  • 千葉県フィルムコミッション事業の聞き取り
  • 東金市にある「愛の南京錠」活用に関する事業提案書の作成

以上がインターンシッププログラムの概要ですが、これ以外にも自分にとっては初めての経験が数多くありました。とくに、映画関係者との電話での対応は非常に勉強になりました。今までのアルバイト経験では、お客様との電話でのやり取りはなかったので、とても刺激的な経験でした。礼儀やマナーが大切であるということを再認識したところです。
こうした接客のイロハも学ぶことで、自分の未熟さにも気づかされました。社会人として自立していくために必要なことがまだまだたくさんあるということを学び反省しています。ただ、そこで立ち止まるのではなく、今回のインターンシップを活かして、自分の将来について考えていきたいと思いました。