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ホテル奨学生からの声(ホテル日航成田) 2022

ホテル奨学生制度

2022.06.02

4質の良い教育をみんなに8働きがいも経済成長も17パートナーシップで目標を達成しよう

2022年度より、ホスピタリティ産業への就職を目指す学生に対し、成田国際空港周辺のホテルと本学観光学部が協働でグローバルな人材を育成しています。
本日は、この事業に参加している学生からの報告記事が届きましたのでご紹介させていただきます。今回は、成田市にあるホテル日航成田でホテル奨学生として奮闘している学生からの報告記事となります。

観光学部1年 齋藤 瑞季

私は、将来、ツアーコンダクターになりたいと思い本学観光学部に入学しました。
ただ、そうした希望している就職先とは異なる業界のことも学んでみたいと考え、このホテル奨学制度に応募しました。とくに、ホテルという現場での実践的な学びを介し、観光ビジネスにおいて必要な接客スキルを身に付けられたらと考えています。
ちなみに、このホテル奨学制度に関わるプログラムは、入学後すぐから実施されます。そのため、大学での授業に慣れる前に、ホテルでの住み込み実習が始まるので、最初はとても辛い日々でした。ただ、第一クォーターの中頃には、ホテル従業員の方々が親身になって仕事内容を教えてくださることもあり、大学で行われている学びとホテルでの実習を両立することができるようになりました。さらに日が経ち、第一クォーターが終わりを迎える頃には、日々の業務を通して、接客することの楽しさや大変さを知ることもできるようになりました。とくに、外国人観光客の案内をする中で、接客の基礎だけでなく英語を実践的に学ぶこともできるようになりとても楽しく感じています。こうした業務を楽しめるようになってくると、入学前は「将来は、絶対、ツアーコンダクターになりたい!」と考えていましたが、「ホテル業界も就職先として検討に入れたい」と思い始め、視野が広がりました。

日常生活はというと、ホテルの客室に住まわせていただいているので、とても快適です。通学においては、ホテルから大学までのシャトルバスを活用させていただいています。バスの乗り継ぎを上手く工夫しなければなりませんが、住み込みでの実習により、かなり生活費がセーブできるため貯蓄に回せることは非常にありがたく感じています。
こうして貯蓄したお金は、来年度から履修できる長期留学に活かしたいと考えています。そのためにも、ホテルで接客の基礎を学ぶとともに、英語力アップに励みたいと考えています。

接客業務に日々従事している齋藤くん

接客業務に日々従事している齋藤くん