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観光ゼミナール紹介 多田ゼミ(観光まちづくり:自然環境)

ゼミ活動

2022.06.15

多田ゼミ(指導教員:多田 充 教授)
 

多田ゼミでは 3 年次に千葉県芝山町観光協会と連携して同町における観光開発に取り組んでいます。2024年度は町立芝山古墳はにわ博物館の魅力発見と誘客のための提案を、2025年度には地域おこしグルメの調査・開発を行っています。本学と芝山町は包括連携協定を結んでおり、ゼミの実施にあたっては同町の全面的なバックアップをいただいています。本ゼミの特徴の一つは地域と緊密に連携した活動が行える点にあります。

4 年次ゼミでは個人で自由に研究テーマを選び、卒業研究や卒業制作を行います。担当教員の専門が自然環境や地域観光資源の活用なので、例年、エコツーリズムや観光による地域振興、観光ツアーの造成をテーマにする学生が多いです。また、ここ数年は 3 年次のゼミ内容を引き継ぎ、芝山町における観光プロモーションやイベントの提案、実施に取り組む学生が増えました。

ゼミ生の多くは就職しますが、留学生では大学院へ進学する学生もいます。指導教員が国立大学と国の研究機関で研究活動に従事していた経験を活かし、該当する学生には卒業論文とともに大学院での研究計画書の作成を指導しています。一方、就職では空港、宿泊、小売、建設、不動産など、多様な業界に卒業生が進んでいます。ここ数年では㈱阪急交通社との連携を推進しており、旅行業への就職指導に力を入れてゆきたいと考えています。観光を通じて地域の発展に貢献する人材の育成に取り組んでゆきます。
 

地域資源である町立芝山古墳はにわ博物館について説明を受ける様子

柴山町にある古墳を散策する様子

芝山町観光協会の方々に向けプレゼンを実施する様子