ゼミ活動
2023.08.28
地震や台風など自然災害が頻発する日本では、日常生活の中でいざという時にどのように身の安全を確保するかは非常に重要な課題となっています。2023年6月25日(日)于航(YUHANG)ゼミナールの学生22名は、千葉県西部防災センターを訪れ、様々なリアル体験を通じて、地震、火災、風水害などの自然災害の恐ろしさを感じたり、日頃から防災意識を持ち、防災関連知識の習得の重要性を新たに考え直す重要な機会となりました。今回の活動で得た知識を、今後の日常生活に取り入れて頂き、防災意識を高めることが期待されます。ここで、参加学生の感想をご紹介させてください。
千葉県西部防災センターにて記念撮影
宋慶輝さん
今回の千葉県西部防災センターでの学びの旅は、私たちの防災意識を新たに考え直す重要な機会となりました。まず、オリエンテーションでは、地震、火災、風水害などの自然災害の恐ろしさと防災意識の重要性について学びました。インストラクターからの説明を通じて、私たちが日常的に暮らしている社会がいかに脆弱であること、そしてそれを守るためには私たち自身がどのように準備と心構えを持つべきかについて学びました。
次に、防災映像の視聴では、実際に起こった災害の映像を通じて、自然災害の恐ろしさを体感しました。映像を通じて、自然災害がもたらす衝撃と破壊力の大きさについて、より深い理解を得ることができました。地震の体験では、起震装置を用いた実際の揺れを体験しました。これにより地震の現実の恐ろしさと、普段からの備えの重要性を実感することができました。また、119番通報体験では、火災や救急時の適切な通報の方法を学びました。この体験を通じて非常時における迅速な行動をとることの重要性を実感しました。
最後に、煙避難体験では、火災時にどのように避難すべきかを実際に体験しました。この体験を通じて、自分自身を守るための具体的な行動について学び、非常時における冷静な判断の重要性を痛感しました。全体を通して、私はこの防災ツアーが自己の生命を守るための知識と行動を理解する上で非常に有益なものだと感じました。また、災害に対する予防と対策が私たちの生活を守る大切な要素であることを強く認識しました。この体験から得た知識を活かして、これからの日常生活に取り組むことを心掛けたいと思います。
防災食を来館記念品として頂きました(右 : 宋さん)
費駿さん
防災の知識が皆無と言ってもいい私にとって、松戸市にある「千葉県西部防災センター」での様々な体験は、個人の生活の安全を確保するために必要な知識を得ることができ、大変収穫の多い一日でした。これから日本で安心・安全な暮らしができることを、大変心強く感じました。
普段のゼミナールでは、プレートや地震の成因・分類、様々な自然災害、ハザードマップなどの専門知識を学んできましたが、今回防災センターでビデオの映像、災害時の写真、地震体験、火災現場の再現などを見たり体験したりすることで、災害の怖さをリアルに感じました。そして、救援を待つより、まず自分自身を救助することの大事さを学びました。ほかには、消火器の使い方、火災警報、災害時に備えた自宅で常備すべき救急セットの用意など、改めてその必要性を感じました。素晴らしい体験でした。
ゼミナールで事前学習の様子
ゼミナールで事前学習の様子(左 : 費さん)
李譞さん
6月25日、私たちは于航先生のゼミ活働の一環として、千葉県西部防災センターに来ました。まず、地震についての短編映画を見て、万が一地震が起きた際、どのように正しく自分の身を守るかについて学びました。日本は地震大国と言われているように、地震が多発していて、親も心配しています。今後、もし地震が起きたら、今回の経験を活かしたいと思います。
次は、火災が発生した際の対応について学びました。火災が発生した場所を正確に通報する具体的な手順や、消火器の正しい使い方、そして火事の現場から逃げる際、口と鼻をしっかり押さえ、腰をかがめる姿勢をとるなど、詳細に教わりました。
最後は、「地震体験」のコーナーです。地震が発生した時、テーブルの下や、頭部を抱えながら、冷静に行動をとることなど、臨場感があって、深く印象に残りました。今回のゼミ活働を通して、より多くの緊急防災に関する知識と経験を得ることができ、そして、冷静かつ正確な対応方法を知ることができ、大きな収獲がありました。
手順に従って119番通報(李さん)
地震体験中