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日系・外資系5つ星ホテル見学ツアー

ゼミ活動

2023.12.01

石谷ゼミでは毎年、日系・外資系5つ星ホテルを訪れ、それぞれのコンセプトに合わせたデザインや働き方などを比較しています。今回訪れたのは、パーク ハイアット 東京(東京都新宿区)とオークラ東京(東京都港区)。双方とも世界有数の高級ホテルです。

パーク ハイアット 東京では、見学に加え、現在、宿泊部門におけるハウスキーピング・スーパーバイザー(インスペクション業務)を担当する内山晃太朗さん(2022年度観光学部卒)に参加してもらい、後輩学生とのQ&Aセッションを実施。将来、宿泊業を目指す学生たちに刺激あるアドバイスを送ってくれました。また、オークラ東京では、約40年に渡り同ホテルで幅広い業務をご担当された服部 崇教授(観光学部所属)に日本の意匠を随所に取り入れた建築についてご説明いただきました。

【参加学生の声】

観光学部3年 栁澤 隼
こんにちは、城西国際大学観光学部3年の栁澤隼です。私は先日、「パーク ハイアット 東京」と「オークラ東京」の見学会に参加しました。この二つの代表的なシティホテルでの見学を通して多くの知見を得ることができました。

まず、パーク ハイアット 東京では、同ホテルの歴史やブランドに関する説明をしていただき、その後の見学ツアーを通して、高級ブランドとしてのこだわりなどを隅々まで知ること ができました。城西国際大学出身で新卒として入社された先輩からもお話をいただき、在学生の立場として非常に役に立つ情報を提供していただきました。

次に、オークラ東京では、同ホテルでの勤務経験のある服部教授の引率のもと、ホテル内を見学しながら様々なお話を伺いました。宴会場を強みとしたビジネルモデルや、和を前面に押し出したお部屋のデザインなど、先に訪れた外資系ホテルと比較することで、オークラの特徴を顕著に捉えることができたと感じました。他にもちょっとしたトリビアや服部先生が勤務していた頃のお話など、興味深いお話も多く聞くことが出来ました。

この経験を活かし、就職活動等に役立てていきたいと思います。両社共に非常に貴重な経験をさせて頂き、心から感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

観光学部3年 地主 南奈
今回のホテル見学会では、ラグジュアリーホテルに分類される二つのホテルに足を運びました。最初に伺ったのは、外資系ラグジュアリーホテルの「パーク ハイアット 東京」。館内には、高級な雰囲気の中にも所々に独特のアートが散りばめられ、遊び心がくすぐられる空間が広がっていました。このようなデザイン性には、「旅先でも洗練された自宅のようにくつろげるホテル」が意識されているようです。そのため、あえて真っ赤なレッドカーペットや豪華なシャンデリアは設置せず、細部まで洗練されたデザインへのこだわりが印象的でした。また、インテリア一つにもこだわりがあり、磨き上げられた空間づくりが生み出す風情を存分に感じることができました。

次に伺ったのは日本のホテル「御三家」の一つとして称される「オークラ東京」。すべてに日本らしさや和を感じることができるような空間でした。同ホテルは、2019年にリニューアルされましたが、かつて使われていたものを照明や壁紙などに再利用する工夫なども随所に施されていました。以前の本館で感じることができた日本の伝統美を新たなメインロビーでも味わうことができるため、懐かしさも感じられる空間が広がっていたように感じます。一流のホテルですが、旅館のような雰囲気も体感できる唯一無二のホテルであり、国内だけでなく世界の賓客にも愛される理由がよくわかりました。

今回のホテル見学ツアーを通して、外資系と日系二つのホテルのコンセプトの違いを実地に体験することができ、大変興味深く感じました。この貴重な経験を今後の就職活動にも活かしていきたいと思います。
 

パーク ハイアット 東京での全体説明の様子

観光学部卒業生で現在、同ホテルに勤めている内山晃太朗さんとのQ&Aセッションの様子

パーク ハイアット 東京館内見学の様子

オークラ東京見学の様子(ロビー)

オークラ東京見学の様子(レストラン)

オークラ東京見学の様子(客室)