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成田国際空港に隣接した「成田市場」とエアラインの貨物施設を見学

ゼミ活動

2023.12.15

「エアラインによる地域事業」をテーマに研究している長谷川ゼミでは、11月25日、成田国際空港に隣接する卸売市場、「成田市場」を訪問しました。成田市場は、農水産物の加工や海外への輸出に必要な手続きを市場内で完結することができる「ワンストップ輸出機能」を備えた日本初の施設で、航空貨物を利用し、より簡単かつ迅速に新鮮な農水産物を輸出することができます。当日は、場内に拠点を展開している株式会社JALカーゴサービスの方にご説明いただきました。この場を借りまして、厚く御礼申し上げます。

観光学部3年 NGUYEN QUYNH ANH
11月25日にゼミのみんなで、成田市場を見学しました。そこで、私たちは日本の輸出入市場について説明していただきました。成田市場は普通の卸売りだけではなく、輸出ができる市場です。成田市場からは、一日中アジアなど外国に輸出ができます。食べ物の他、服、コンサートの用具なども輸出されています。

説明の後、私たちは市場の施設を見学しました。施設内は大きく3つのエリアに分かれています。それは農産物分野、水産物分野、輸出入分野です。その設備には本当に感銘を受けました。食品を保存するために常に安定した温度が保証されています。私たちが施設を訪れた11月は、クリスマスの準備をする時期でした。クリスマスに関連した輸出入品がたくさんありました。最後に、見学、勉強をさせていただいた成田市場の皆様に感謝いたします。

観光学部3年 馬 程遠
ゼミのメンバーと成田市場を見学しました。会議室で、国内外との輸送の規模など、市場についての説明をスタッフの方から聞きました。それから、スタッフの方の案内で市場内の青果棟、水産棟、高機能物流棟を見学しました。そこで、みんな、好きなものをそれぞれ買っていました。

今回の成田市場の見学を通して、日本の物流について新たな認識を持つことができました。鮮度を保つために航空便が多く利用されています。航空便は日本での輸送の割合は重量では非常に少ないですが、金額の割合は高く、商品の品質を保つためにスピードを追求する航空便の優位性が求められています。これが航空輸送の付加価値であり、新鮮な果物など、産地や国の異なるものが市場に出回っているのを見てもわかります。

また、高機能物流棟では、商品を保管して出荷するプロセスを見ました。出荷する商品がきちんと整列されているので、誤送の問題もなく、発送時の効率もよくなります。また、清潔で低温の環境でも商品を保存することができ、お客さまが保存環境を気にすることもありません。ここでは高性能で近代的な物流が進んでいます。成田市場の成長性は確かに期待できます。当日は寒かったですが、皆さんとの勉強はとても有意義でした。

店頭に並べられた果物の品定め(青果棟にて)

輸入されたばかりの花を前に説明を受ける(高機能物流棟にて)