プロジェクト
2024.07.25
2024年度も、観光学部では、地域にある道の駅みのりの郷東金を基点とし、観光を主題としたプロジェクトを行う授業を実施しています。そんな本授業の目的は、東金市の「地域の魅力発見」とその魅力を活かした道の駅を基点としたサイクルツーリズムのためのコースの開発です。東金市と観光に関わる連携協定を結び、東金市の観光に関わる基盤づくりをすることを目標として実施している活動となります。
そこで、本年度も、道の駅みのりの郷東金の視察を実施しました。今回の記事は、5月23日に実施した視察報告となります。
東金市で多く栽培されているオリーブの木を囲んで記念写真
○観光学部1年 瀧川 雅人
私たちは、東金市にある道の駅・みのりの郷東金を視察しました。道の駅がサイクルツーリズムで活用できる施設なのかどうかを探るためです。
そこで、私たちは、道の駅が運営しているイタリアンレストラン「とっチーノ」で地域の新鮮な食材を使ったデザートを試食することとしました。もちろん、デザートだけでなく、地元産の野菜を豊富に使用したランチも作られていますが、自転車の休憩にデザートを食してもらいたいと考えたからです。
ちなみに、私は、キャラメルナッツソフトを食べました(このナッツ(落花生)も東金市を含む山武郡市やお隣の八街市の名産です)。食材本来の味が引き出されているため、誰でも食べられるようなちょうどいい甘さになっており、とても美味しくいただくことができました。
また、ナッツの香りがして、味だけでなく匂いも楽しむことができました。盛り付けも素敵で、食べるだけでなく、見ても楽しむことのできるデザートになっています。
実際にデザートを食べてみて、サイクルツーリズムイベントで東金市に来てくれた人に、道の駅のデザートを宣伝していきたいと改めて思いました。
サイクリストが休憩時に食べてくれそうなデザートの調査
○ 観光学部1年 井出 冬弥
今回は、私たちが企画しているサイクルツーリズムの立ち寄り先として道の駅みのりの郷東金が適しているのかということについて視察しました。
この道の駅は、地元の野菜や海産物など、九十九里地域の特産品を中心に。様々な商品が販売されています。私が視察する中で気づいたことは、一部の商品にPOPとして特徴が紹介されていることでした。
また、商品タグには生産者の名前が記載されています。こうした取り組みは、安心して商品を購入することにつながり、良い試みだなと思いました。野菜や海産物の他にも、東金市で有名なパン屋(木村屋さん)の商品や、果実を使ったジュース(マルサイぶどう園さん)などもあり、ベンチも置かれていますので、サイクリングで訪れた人も購入して休憩時に飲食できます。
ただ、私もよくサイクリングをするので、今回の視察を通して、どんな風に利用すると効果的に活用できるのかということについてよく考えたのですが、このような道の駅は視察前に私たちが考えたように単なる休憩地点として活用するだけでは勿体無いとも思いました。
目的地としても活用できるので、park and rideには適した施設だと感じたからです。今後も、東金市の他の施設や山武郡市の他の道の駅を視察しながら、サイクリストにとってどういう使い方が適しているのか考えてみたいと思います。
道の駅においてある地域の魅力(菅原工芸硝子の製品)を視察
留学生に東金市などの名産品について説明する様子