This page does not support translation languages. ×

鴨川“アニメツーリズム”バスツアーを実施しました

学生たちの声

2024.07.25

 

アニメ第1話のオープニングとなった魚見塚展望台にて

6月29日、アニメツーリズムバスツアーを実施し、40名ほどの学生が参加しました。
訪問先は千葉県鴨川市です。鴨川市は2012年に放送されたTVアニメ「輪廻のラグランジェ」の舞台地となった場所で、当時からアニメを活用したまちづくり活動を展開しており、観光学部が東金キャンパスに移転(2022年に移転)する以前の学生たちも、その活動に積極的に関わっていました。

今回のバスツアーは、まちづくりという視点と観光振興という視点でアニメツーリズムを学んでいる学生たちが、実際にアニメに描かれた街とその活動の痕跡を視察するために実施しました。アニメシーンに描かれた魚見塚展望台、鴨川松島、前原海岸などを巡るとともに、当時より活動に参加されている中央商店街「あさひ屋」さんにて、お話を聞くこともできました。

魚見塚展望台では、2024年の現在でも「思い出ノート(訪問記念に記入するノート)」にアニメを見て訪れたという書き込みを確認することができました。また、あさひ屋さんからは今でも当時のファンが遊びにきてくれる、というお話をお聞きしました。アニメツーリズムの特徴の一つは、このように地域社会と訪問者の交流が深まることだとも考えられています。

学生たちはこのツアーに参加して何を感じたでしょうか。感想の一部をご紹介します。

鴨川松島を背景に

観光学部 韓 美林(ハン ミリム)さん
アニメーションの中の場面が単純な絵以上の意味を持つことに気づいた。実際にその場所を経験することで、ファンはアニメとより深くつながり、作品の中で感じた感情を実際に感じることができるのではないだろうか。アニメツーリズムはアニメーションと現実をつなぐ架け橋の役割をしてくれるのではないかと思った。

国際人文学部 BAKOS.R(バコシュ ローザ)さん
シリーズの声優たちが何度か訪れたショップが特に興味深かったです。アニメに登場するキャラクターの絵や、店主と声優の写真が飾られていたのが嬉しかったです。少し古いアニメですが、舞台となった場所を見るために今でも観光客が鴨川を訪れていると店主が言っていたのが興味深かったです。

鴨川中央商店街「あさひ屋」のシャッターアート

観光学部 ムハマド ルトフィ タミム さん
前原海岸やマリンロードでのシャッターアート見学、そしてあさひや商店での「輪廻のラグランジェ」展⽰見学では、アニメファンとしての興奮を抑えきれませんでした。短い時間でしたが、鴨川の魅力を再発見し、アニメと観光の融合が地域振興にどれだけ寄与しているかを実感できました。

観光学部 梁 沢丞(リョウ タクジョウ)さん
アニメの巡礼として、選んだテーマは少しマイナーですが、主人公の足跡に沿って旅行する形式がとても好きです。この授業を受ける前は、巡礼にはこんなに多くの学問があるとは知りませんでしたが、自分自身で一度経験してみると、その中に伝わる結びつきを感じることができました。

前原海岸にて

国際人文学部 鄭 立楷(テイ リツカイ)さん
鴨川とても綺麗だった、アニメの中の景色を再現してのは素晴らしいと思います、今回の鴨川一番印象的なのは鴨川の海岸線、アニメと一緒な景色を見るのはやっぱりいい。もしこれからまだ機会あれば、もう一度行きたいと思います。

観光学部 羅 柏鋭(ラ ハクエイ)さん
アニメファンだけでなく、観光としても十分に楽しめる内容となっているので、鴨川を訪れる機会があれば、ぜひ参加してみてください。鴨川の自然、美しい景観、そして温かい人々に触れることで、素晴らしい思い出が作れること間違いありません。

トンビに注意の看板~前原海岸~

国際人文学部 金 貞恩(キム ジョンウン)さん
思ったよりもっと楽しくてとてもいい経験だったと思います。他のアニメツアーも行ってみたいなと思うくらい楽しかったです。あとツアーの時、トンビにメンチカツをとられることが起きたのですが、結構驚いて怖かったです。でも傷もなかったし、人生でこんなことが起きるなんて不思議な経験でした。

観光学部 潘 志文(ハン シブン)さん
鴨川のアニメ旅行はアニメファンとしての期待を満たしてくれただけでなく、この場所の文化や歴史をより深く知ることができました。それぞれの場所には独特の物語があり、アニメ作品のシーンやキャラクターと関連しているので、私の旅はより豊かで有意義になりました。