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株式会社阪急交通社と連携した旅行業務サポートプログラムが本格始動

学生たちの声

2024.08.07

城西国際大学観光学部は株式会社阪急交通社(大阪府大阪市)と連携して、旅行現場における実践的な観光教育に取り組んでいます。昨年度試行的に実施した旅行業務サポートプログラムを、本年度から本格的に開始しました。

本プログラムは学部2~3年生の希望者を対象にしたもので、今年度は2年生3名、3年生5名の8名が参加をしています。阪急交通社が催行する「トラピックス」のツアー商品で添乗業務等を行い、ホスピタリティや業務遂行能力を養成します。

すでに観光学部ではホテル奨学生制度を立ち上げ、大学で学びながらホテルで働き、実務経験を積むプログラムを実施していますが、旅行業においても同様のデュアル教育が始動することになります。

5月18、19日にはバスツアーに同行し、プロ添乗員の業務視察を行いました。また21日には振り返りミーティングを実施して、視察から学んだ点を共有し、どのように業務に取り組むべきか議論しました。

本プログラムでは学生に報酬が支払われます。学生であっても一般のお客様に対して、高い品質のサービスを提供することが求められます。どうしたら提供するサービスの質を高められるのか、教員や阪急交通社、グループ会社の方も交えて、議論が交わされました。
今後学生たちは、紅葉のシーズンである9月のツアーデビューにむけ、5月より社内研修に参加、6月からは旅程管理主任者の資格に関する研修、8月には実務研修等、旅程管理主任者の資格取得や研修に取り組んでいきます。

学生のコメントをいくつか紹介します。

「私が1番感動したのは添乗員の方がずっと笑顔で心を込めて話していたことです。なにがあっても焦らずに笑顔で対応していてすごいと思いました。添乗員には安全や行程を管理するだけでなく、各所でお土産を配ったり、次の場所への連絡など沢山の業務があります。後半は疲れが見えてくるのかと思ったのですが、笑顔と丁寧な態度は全く変わらず感動しました。私もお客さんとお話しするときは笑顔ではきはき話せるようになりたいです。」

「添乗員にはツアーが滞りなく進められるよう管理する人、というイメージがありました。実際にツアーに参加してみて、円滑にツアーを進めるのは勿論のこと、お客様のワクワク感や安心感を高められるように工夫することが大事だと思いました。例えば、観光地に到着する前に、おすすめスポットや緊急連絡先などが記載された地図が配られました。この様な細やかな気遣いが素敵だと思い、参考にしたいと思いました。」

バスツアーに同行し、プロ添乗員の方の業務を学びました

添乗員の方は初歩的な質問にも気さくに応じてくださり、多くのことが学べました

添乗員の業務内容だけでなく、お客様の立場に立って、旅行上の不安や楽しみを感じることにも注意を払いました

旅行の満足度を高める重要なポイントである食事サービスを体験しました

添乗員がお客様に提供する観光情報は重要です。どのような情報が求められているかを考えました

振り返りミーティングでは気づきや学びを共有しました