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視察実施:B.B.BASE来・山武郡市のためのコースづくり

プロジェクト

2024.08.07

2024年度も、観光学部では、地域にある道の駅みのりの郷東金を基点とし、観光を主題としたプロジェクトを行う授業を実施しています。そんな本授業の目的は、東金市の「地域の魅力発見」とその魅力を活かした道の駅を基点としたサイクルツーリズムのためのコースの開発です。東金市と観光に関わる連携協定を結び、東金市の観光に関わる基盤づくりをすることを目標として実施している活動となります。

本年度は、6月29日に、東金駅(東金市)、及び、成東駅(山武市)にB.B.BASE(※)が発着するので、その発着に合わせ山武郡市にやって来るサイクリストをお出迎えし、自分たちで考えたサイクリングコースを走ってもらおうと、地域の人々の協力を得てスタンプラリーを制作することとしました。そこで、今回は、6月29日までの間に、山武郡市の観光スポットになりそうな場所を視察しましたので、その報告を行います。

※B.B.BASE:自転車を乗せられるJRの電車
往路:両国駅(東京都墨田区)発-東金駅(千葉県東金市)着
復路:成東駅(千葉県山武市)発-両国駅着
 

“99”の前でフォトラリー用のサンプル写真撮影を実施しました


○観光学部1年 横塚 菜摘
私たちは、6月29日にB.B.BASEに乗車し東金駅にやってくるサイクリストの皆さんに、東金市が立地する山武郡市を楽しんでもらうために、スタンプラリーを作成することとしました。そのポイントとなる施設や場所の視察のため九十九里町に赴きました。

まず、私たちが向かったのは、スタンプラリーで使用するパンフレットに掲載する写真を撮るため、片貝海岸にある “99” のオブジェでした。ちょっとした休憩がてら、私たちの考えた “99”ポーズで写真を撮ってもらえたら嬉しいと考え、色々なポーズを検討してみました。

次に向かったのは、日本で唯一“青いポスト”のある海の駅です。この「青いポスト」は、多くの人のInstagramに記念写真が掲載されているので、私たちも記念写真を撮ってみることにしました。“青いポスト”が快晴の空によく映えて、映える写真が撮れました。皆さんにも記念写真を撮ってもらいたいです。

しかし、私は、“青いポスト”とともに、このポストの隣にある“幸せの鐘”を推したいです。“幸せの鐘”は全国に置かれていますが、“青いポスト”の横にある幸せの鐘は海の駅・九十九里でしか見られません。ぜひ海に向かって願い事をしてほしいです。

また、海の駅には、時々、キッチンカーが来ています。その日は、「海街シュークリーム」というお店が出店していました。シュー生地から中に入っているピーナッツクリームまで自家製とのことでした。B.B.BASEの来る6月29日は、シュークリームではなくシューアイスの販売に代わっているとのことでしたが、ピーナッツを使ったアイスクリームが食べられるので、私たちの企画するスタンプラリーに参加してくれる人は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

最後になりますが、視察を振り返り、海の駅周辺は休憩できる場所と風通しの良い環境でサイクリングを楽しむには持ってこいの場所です。私たちの企画したコースの中でも、この九十九里海岸沿いは外せないエリアだと考えますので、みなさんには足を運んでもらいたいなと思います!
 

海街シュークリーム試食しました


○観光学部1年 岡村 大輝
私たちは、今回サイクルツーリズムのコースを作成しました。その中にスタンプラリーのスポットとフォトスポットを設けることとしたので、そのスポットを求めて山武郡市内を視察することとしました。

まず、九十九里浜の片貝海岸に新設された “99” という地域ロゴを視察しに行きました。私たちデジタルネイティブ世代にとっては、SNSでの情報発信は当たり前とも言えますが、そうでなくともこうした写真映えするスポットは観光地を盛り上げるためには必須のアイテムであると考えたからです。

とくに、この地域ロゴがある場所は、夏のシーズンはサーファーや観光客が押し寄せてくるということもあり、彼らが求めている碧い海や青空をバックに写真が撮れるように設置されています。なので、今回お越しくださるサイクリストにとっても、山武郡市に来たことを「思い出の一枚」として残すことができるのではないかと考えます。

また、その “99” から歩いても行ける距離にある海の駅九十九里には、“青いポスト”が設置されていて、これも海を象徴するようでとても素敵だったので、フォトスポットにしようと私たちは考えました。こうしたフォトスポットで写真を撮ってもらい、サイクリストのInstagramに掲載してもらえれば、地域のイメージもつきやすく、観光客増加にもつながると思ったからです。

最後に、バスを乗り継ぎ、九十九里町と東金市の境にあるSghrスガハラ 菅原工芸硝子株式会社へ行きました。そこには、様々な作家の商品が並んでいたので見物をしました。とくに、私が惹かれた商品は、風鈴です。とてもきれいな音がして、滑らかなつくりと透き通るような色でした。こうしたものもサイクリストたちのInstagramに掲載してもらえることができれば、地域の産業観光にも寄与できるのではないのか?と思いました。

いろいろ、回ってみましたが、多くの知らない美しい場所があったことに驚きました。まだ、一年生なので、今後もこうした地域の魅力を求めていろいろな場所を調査して回ってみたいと思います。

 

スタンプラリーポイントを検討すべく菅原工芸硝子株式会社のカフェを視察しました