プロジェクト
2025.10.09
東金市長にビールの完成報告をしました
「観光プロジェクトB」の学生が主体となり、産学官連携の取り組みで開発したクラフトビール「東李―TOURI」が完成しました。「東李―TOURI」は、東金周辺地域の新しい観光コンテンツを創出するという目的で開発されました。副原料として、東金市の知る人ぞ知る特産フルーツであるプラム“サマーエンジェル”をたっぷり使用しています。
このプロジェクトは、地元自治体の東金市、東金市のプラム農家、東金商店街連合協同組合、浦安市のマイクロブルワリー「MATSURI BREWING / 祭醸造」、などとの協力により実現しました。
「東李―TOURI」のラベル
「東李―TOURI」が完成しました
「東李―TOURI」の「東」は東金、「李」はプラムを表しています。このネーミングは、どうしても東金の名前を入れて、東金を盛り上げたい、といった学生たちの強い想いから来ています。名前通り、プラムの芳醇な甘い香りと爽やかな酸味により、東金市の豊かな自然を感じさせる唯一無二のクラフトビールに仕上がりました。美しい濁りのあるヘイジーペールエールスタイルです。今後は「東李―TOURI」を「地域の魅力ある新たな観光資源」として育て、東金市周辺地域に人を呼び、地元の地域活性化への貢献を目指します。
ボトルの「東李―TOURI」
先日、東金市役所にて「東金産プラム使用クラフトビール「東李―TOURI」完成報告会」をおこない、鹿間東金市長にビールの完成を報告しました。代表学生3名が参加し、「東李―TOURI」のコンセプトや魅力、今後の展開についてプレゼンテーションをおこないました。新聞社やテレビ局など多数のメディアにも取材していただきました。
「東李―TOURI」を市長にお渡ししました
プレゼンテーションの様子
会場の様子
<学生の声>
今回、市長表敬訪問においてクラフトビール「東李」の完成報告を行ったことで、多くの学びを得ることができました。市長や市職員など目上の方々に、自分たちが取り組んできた活動をわかりやすく、かつ簡潔に伝えることの難しさを強く実感しました。限られた時間の中で要点を整理し、聞き手に合わせた説明をするには十分な準備と工夫が必要であり、何かを伝えるには、準備や工夫なしでは成り立たないと学びました。
当日は緊張しましたが、同時にとても貴重で楽しい時間でもありました。何より、これまで積み重ねてきたプロジェクトが市長をはじめ多くの方々に成果として認められたことで大きな喜びとなり、自信にもつながりました。この経験を通じて、努力を形にして伝えることの大切さを改めて感じました。
今後、社会人になれば今回のように上司や取引先など目上の方に報告や提案を行う場面が数多くあると思います。その際には、今回の学びを活かし、緊張の中でも自分の考えを楽しみながら堂々と伝えられるよう成長していきたいです。また、就職活動においても、自分の強みや経験を端的に伝える力は必ず求められるため、この経験は今後の人生において大きな財産になると感じています。(3年生 原 響希)
今後は学生が各地で「東李―TOURI」をPRしていきます。10月10日(金)の東金の日には、道の駅みのりの郷で学生が対面販売をおこないます。10月25日(土)には、東金商店街連合協同組合主催の「オクトーバーフェスト」に出店し、学生が直接みなさまに「東李―TOURI」を販売いたします。
〇道の駅みのりの郷東金での学生による対面販売
日時:10月10日(金)*東金の日
場所:道の駅みのりの郷東金
〇オクトーバーフェスト(東金商店街連合協同組合主催)
日時:10月25日(土)17時~(なくなり次第終了)
場所:旧東金幼稚園(東金市商店街旧道沿い)
*その他、東金市内の取り扱い店舗などで限定販売