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「観光プロジェクトb」特別インタビュー② 

学生たちの声

2021.07.13

 


 今回は「観光プロジェクトb」に参加している2年生の須賀さんと深川さんに、マレーシアのUTAR大学のオンライン講義についてインタビューしました。

協力してくれた須賀さんと深川さん

Q. UTAR大学とのオンライン講義では何を学びましたか?
A. マレーシア観光におけるハラール(イスラム教徒の戒律に適応した食べ物や行動)対応の工夫、新型コロナウイルスが観光に与えた打撃、回復に向けた取り組みなどを学びました。講義はもちろんすべて英語でしたが、現地にいらっしゃる先生から直接現状をうかがうことができ、とても臨場感がありました。細かい決まりのあるハラールに対応するのはそれなりの周到な準備が必要だとわかりましたが、パンデミック収束後イスラム教徒の方々に日本の旅を楽しんでもらうために、ぜひ準備を進めるべき事項だと実感しました。私も将来、この講義で学んだことを活かして、ムスリムの方々に有意義に過ごしていただける観光の一翼を担いたいです。 (須賀)
 

 熱心に質問する受講生

Q. 観光に関する英語での講義は難しいですか?

A. 1年生の時に「観光とダイバーシティ」というすべて英語での授業を受けましたが、そこでアカデミックな英語で専門科目を学ぶ基盤ができたと感じています。今回の講義では、「マングリッシュ」と呼ばれるマレーシア独特のアクセントの英語に苦戦しましたが、それと同時に、英語自体の多様性にも気づくことができ、将来グローバル化した世界でさまざまな国の人たちと一緒に働き、いろいろな英語に触れていく自分を想像する契機となりました。もっと英語を使えるようになりたい!と心から思いました。(深川)
 

UTAR大学の先生の熱のこもった講義

Q. 受講した感想はいかがですか?

A. パンデミックが収束したらハワイの海外協定校に留学して、ハワイ独自の観光マーケティングを学び、日本人観光客誘致の成功の秘訣を探りたいと思っています。今回、マレーシアのハラール観光客の誘致方法や、COVID-19を乗り越えるための独自の観光政策を学び、是非ハワイのそれと比較してみたいと思いました。(深川)

A. 中国人の訪日観光客が多いので、将来のために現在中国語を学んでおり、中国に留学することも考えています。マレーシアには「プラナカン」と呼ばれる中国系移民の子孫が多く暮らしており、中国やヨーロッパ、マレーの文化が混ざり合った独特の文化が形成されてきたことに驚き、もっと知りたいと思いました。将来はホテルで働きたいと思っているので、秋学期に予定しているオンラインでの宿泊施設の研修を楽しみにしています!(須賀)

最後まで読んでいただきありがとうございました!
 

 次回は秋学期に、マレーシアの世界遺産や宿泊施設等のオンライン・ツアーの様子をお伝えします!