映像制作に活かせる実践的な内容で論理的な思考を身につけられた
私の専門は映像制作ですが、大学院では経営、ビジネスデザインを学びました。
映像をビジネスとして捉える感覚がそれまで希薄であった自分に、大学院での授業はとても興味深いものでした。映像は数十人のスタッフを率いて、決められた予算のなかで最大限の成果を出さなければいけません。それは企業経営に近いもので、コスト、スケジュール管理、時代のニーズに合うビジョンを元にした企画立案、チームマネジメントなど、ビジネスデザイン研究科で学ぶ内容は、映像制作に活かせる実践的なものがたくさんあり、非常に有意義なものでした。緻密な修士論文の指導のおかげもあり、論理的な思考を身につけられたことも大学教員をする上でとても役立っています。
プロフィール
城西国際大学大学院 ビジネスデザイン研究科ビジネスデザイン専攻 2014年8月修了
城西国際大学 メディア学部メディア情報学科 助教として勤務
2006年、文化庁による長編映画監督の育成への取り組みを目的とした、『若手映画作家育成プロジェクト』の選出監督8名に選ばれ、短篇『trash words』を監督する。同作品はSKIP国際Dシネマ映画祭2007の短編部門にノミネート。
2017年長編映画「ライズ ダルライザーthe movie」を監督。タイ国際映画祭で特別賞にあたらベストプロダクションデザイン賞を受賞