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カナダ研修 16日目

カナダ研修

2024.08.20

カナダ研修16日目

 午前中の授業では血圧測定時に患者への質問内容や質問の仕方を考え測定後にアドバイスをするということを行なった。学生間で練習を行った後、アルバータ大学の先生や大学で学ぶ学生が患者役として協力してくださりたくさんコミュニケーション方法やそれぞれに合ったアドバイスを行った。学生は看護の知識を用いて高血圧や高血圧予備軍、低血圧の患者に対してそれぞれの運動習慣や生活歴を考慮し理解しやすいよう伝えようとしていた。先日のLGBTQの講義で学んだ性別を特定するような表現を避けることは血圧測定時にも実践できたと感じている。

 午後はアルバータ大学の看護学部の学生が使うSimulation Labを見学した。たくさんの模型があり、学生がペアになり様々な看護技術を練習していると伺った。私たちも模型を使いバイタル測定やフィジカルアセスメントを行った。聴診では様々な呼吸音や複雑音の聴取を行った。また音量を調節することができて呼吸音の減弱や消失といった状態や呼気の延長などを聞くことができた。Simulation Labは実際の病室を想定した練習ができるようになっていてボンベを用意せず酸素を流すことができたり、吸引ができたり設備が整っていた。1枚目の写真のおばあさんは実際に採血ができたり、声が出せたり、泣くことができたり、足背動脈の触知ができたりと技術やクオリティの高さに驚いた。実習面においても私たちが学んでいるJIUや他の看護学部では座学で勉強した後に病院実習にいくがアルバータ大学の看護学部では3日間、大学やSimulation Labで学んだ後、3日間病院で実践をすると伺った。学んだ知識をすぐに実践できるところがとてもいいなと感じた。

模型

CPAができる模型

Simulation Lab入口

病室の様子

部屋の様子

自宅へ持ち帰り練習や勉強ができる模型

模型を使って練習する様子

午前中の血圧測定の様子