オーストラリア研修
2025.08.28
本日は、カラムンダ病院を訪問し、オーストラリアにおける緩和ケアの実際を学ぶことができました。
特に「Goals of Care」や「Advanced Health Directive」といった制度により、患者さんの意思を明確にし、その希望に沿った医療を実現している点が印象的でした。また、身体的苦痛の緩和にとどまらず、精神的・スピリチュアルな側面への支援や、ご家族も含めた全人的なケアが重視されていることを知り、日本の医療との違いを強く感じました。さらに、死後もご家族が安心してお別れできるように、環境や儀式的な配慮がなされており、看取りのケアとして大切な視点であると学びました。
多職種が連携し、患者さんやご家族を中心にケアを展開していく姿勢は、今後自分が看護を実践していくうえで大切にしていきたい学びとなりました。