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⑤ 地域資源の活用を実践します ~「おいでよよもぎ」イベント直前です~

ゼミ活動

2024.09.21

 

四方木甚平穴でイベント開催に向けて

9月11日、鴨川市四方木(よもぎ)地区に訪問しました。今回の訪問は、「おいでよよもぎ」(9/22)開催に向けての最終確認と環境整備が目的です。4月の授業開始とともに、地域が活性化することとは何か、四方木地区とはどのような場所か、自分たちができることは何かを考え、議論し、悩みながらも立ち止まらずに取り組んできたことを実施します。今回のレポートでは、学生たちのイベント開催に向けた意気込みをお伝えします。

竹巻きパンの準備中

竹巻きパンです、ご当地はちみつで召し上がれ

観光学部3年 水口心温さん
私は9月22日に行われるイベント「おいでよよもぎ」の事前準備として、11日に四方木地区に訪問しました。当日、私は調理班として「竹巻きパン」や「オリジナルピザ」を用意して参加者の皆様をお待ちしています。竹巻きパンは「四方木産のはちみつ」をかけて召し上がっていただきます。「オリジナルピザ」では四方木で収穫された小麦粉をピザ生地に、地区の畑で収穫された野菜をトッピングとし、本格的なピザ窯で焼きあげます。まさに地産地消の食事を提供できることが今から楽しみです。

イベント当日は、参加者の方々に四方木の魅力を多く知ってもらうためにも、私たちが提供する「食事」をきっかけとして、参加者の方々との会話を楽しむことができたらいいなと思っています。イベントは、ありがたいことに参加募集枠を満たすことができました。参加者全員が満足できるように、たくさん会話をして、そしてできるだけ参加者の方々に退屈な時間を持たせることがないように、調理班の4人で分担して効率よく運営できるようにしたいです。

オリジナルのゼミTシャツ

皆様、お待ちしています!

観光学部3年 関奈々子さん
「おいでよよもぎ」では、四方木地区の魅力を伝えるとともに、地区住民と参加者と私たち学生との間に「交流」を生み出すことを目指しています。都会から程近く、自然豊かな四方木地区の魅力を知ってもらうためには、交流することで多くのことが伝わると考えます。そして、四方木地区の自然を活かした取り組みや、地区を維持していくための活動などに共感していただき、地区に対する理解を促したいと思っています。

私は今回、「おいでよよもぎ」の集客用ポスターを作成しました。ポスター作成では、手書きのフォントにこだわりました。デジタルデザインではなく、手作り感の温かみを出したく、試行錯誤を重ねました。文字通り、人々の心をつなげる架け橋となることを願ったフォントデザインになったと思っています。このポスターとイベントが一体となって、四方木地区の認知度を高め、関係人口を生むことに貢献できれば嬉しく思います。

竹ランタンの素材を準備しています

川でのアクティビティを協議中

観光学部3年 喜屋武杏琳さん

一週間後に迫る「おいでよよもぎ」イベントに向けた最終準備として、私たち川歩き班は、竹ランタンづくりの準備、甚平穴降り口の草刈り、川歩きの予行練習を行ないました。

竹ランタンづくりの準備では、慣れない工具を使った作業が多かったのですが、なかなかできない体験なので楽しく作業が進みました。イベント当日には参加者の方々がドリルを使用するので、楽しんで作業してもらえたらいいなと思いました。甚平穴の降り口は、普段は人が通らない道のため、草で足元が見えにくくなっています。そのため、足元の下草や通路左右の草刈りを重点的に行ないました。イベントは安全面が重要です。参加者が安心して楽しめる環境にできたと思います。

川歩きの予行練習では、当日の流れと役割の確認ができました。私は参加者と交流する機会が多いポジションなので、積極的な声掛けを心掛けていきたいと思います。イベント当日は安全第一で、参加者に楽しく四方木のことを知ってもらい、期待に添えるような最高のイベントにしたいと思います。

今回のイベント準備を通して思ったことは、「地域づくり」とは、まさにこのような活動なんだということです。イベントをすること、集客することはその活動のきっかけであり、草刈りをすることで地域の生活環境を維持すること、川歩きを通して川の安全性を考えること、ピザ作りやBB Qを通して地域に育まれた自然や食物を活用すること、そのような活動自体が「地域づくり」につながっているのだと思いました。そして、地域が活性化した状態を維持していくためには、地域に人がいること、地域に関わる人がいることが、重要なのだと感じました。

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