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ルワンダ研修 18日目

ルワンダ研修

2025.08.28

ルワンダ研修18日目

 今日はKIBILIZI HOSPITALに訪問しました。この病院はパブリックホスピタルで、周辺のヘルスセンターから紹介された患者さんが集まってきます。救急外来にはマラリアの患者が多く搬送され、15歳未満は小児病棟へ送られ、小児病棟ではマラリアや肺炎などの呼吸器疾患が多く、2~7日程度入院しています。産科では月に200~230件ほど出産があり、帝王切開も多く、異常があればすぐ新生児科と連携し、低出生体重児には母子が一緒に過ごす「カンガルーマザーケア」が行われていました。内科では50歳以上の患者が中心で、マラリアや肺炎に加えて高血圧や糖尿病といった慢性疾患の方も多く、必要に応じて上位の病院へ紹介される仕組みがあります。病床は127床と限られており、患者がベッドを共有することもあります。医療従事者は約150名と十分ではなく、人材不足が課題となっていると感じました。一方で、保険制度により経済的に厳しい人も治療を受けられるよう整備されており、地域の人々にとって重要な医療の拠点になっていると感じました。
午後は歴史博物館に行き、ルワンダの歴史について学びました。

Y.Y

 

エマージェンシールームの後に子供が待機する場所

 

内科の様子

 

歴史博物館訪問