This page does not support translation languages. ×

杉林堅次学長が日中福祉サミットに日本代表として出席しました

国際教育センター

2022.11.24

2022年11月16日(水)「高齢社会における健康と介護」をテーマに日中福祉サミットがリモート方式で開催され、城西国際大学より、杉林堅次学長と谷内幸喜福祉総合学部長が出席しスピーチを行いました。

本サミットは、中国国際人材交流協会日本国駐在事務所と城西大学、城西国際大学が主催し、深?国際人材交流センター、日中交流振興協会が運営を担当しました。会議には中国駐日本大使館秦衛東参事官、中国国際人材交流協会夏兵副主任、中国リハビリテーション研究センター呉世彩主任等も出席しました。

今年は日中国交正常化50周年という節目の年を迎え、両国の首脳がお互いにお祝いするメッセージを発しています。また、中国政府は、民生福祉の促進、生活レベルの向上を目指し、健康中国を建設し、人口の高齢化に対応するための戦略として、高齢者向けのサービス事業、保健産業を発展するなどの、重要な福祉に関連する施策を発表しました。

杉林堅次学長は、日中国交正常化50周年を迎えるに当たり、日中の専門家が、高齢化問題及び医療福祉、さらにはリハビリテーションや医療栄養などについて交流、議論することがとても有意義なことであると述べました。城西大学は1986年から中国の大学と良好な協力関係を築いてきました。そして中国側とともに、高齢化問題について交流、議論するうえで、ともに努力し、牽引する役割を果たし、引き続き両国関係の発展のために貢献したいと述べました。

続いて、日中両国の産学研連携の関連分野における11名の専門家による高齢化社会時代における健康管理、長期介護などの課題と発展の見通しについての講演があり、互いに議論を交わしました。テーマは、医療福祉政策や医薬品と医療品の未来に向けた構想、介護及び福祉業界におけるDXの推進、入浴サービスから長期介護、リハビリテーション療法を活用した長期介護レベルの向上、森林リハビリテーション、要介護老人の自宅介護健康管理、長期介護保険制度など多岐にわたりました。

開幕式の司会は、中国国際人材交流協会日本国駐在事務所?馬華総代表が行い、基調講演と専門家による講演会の司会を城西大学副学長于洋教授が務め、于洋教授と谷内幸喜教授は専門家講演会において講演を行いました。

日中福祉サミットは、「高齢社会における健康と介護」をテーマに日中両国の喫緊の課題を共有し、対応策を考えるうえで大変意義深いものとなりました。本学としても社会福祉の向上のため、今後も継続的に発信・交流を図ってまいります。

(写真提供:中国国際人材交流センター)