国際教育センター
2023.05.26
2023年5月15日、劉積仁(LIU Jiren)会長をはじめとするNeusoft 教育テクノロジーグループならびに大連東軟信息学院の温涛(WEN Tao)前院長、郭権 (GUO Quan)院長ら5名が紀尾井町キャンパスに来学し、連携のさらなる強化を図るため、杉林堅次学長とともに新たな共同教育の協定書に調印しました。
調印式では、今回の学術交流協定を契機として、看護、薬学、理学療法、福祉特に介護領域等の医療系学部における大連東軟信息学院との連携を促進するほか、日中両国における福祉領域での課題や共通点、また福祉分野とIT分野との融合について懇談しました。
東軟グループが設立した大連東軟信息学院と城西国際大学とは2013年に初めて協定を締結し、現在までに106名の学生が本学に留学し学んできました。締結から10年を契機として、今夏には本学から福祉総合学部の1年生50名が大連東軟信息学院にて研修を行う予定です。
翌16日、劉会長らは東金キャンパスに来学し、倉林副学長らと懇談したほか、福祉総合学部の授業や施設等キャンパスを見学、学生らと交流しました。キャンパス見学中にはアメリカから短期研修プログラムで本学に来たばかりのスペルマン・カレッジの学生と歓談する場面もありました。
また、福祉総合学部の教室訪問では、これから大連東軟信息学院に研修に出発する50名の学生たちが覚えたての中国語で歓迎の挨拶を述べました。その後、理学療法と介護の実習の活気あふれる様子に派遣する学生たちが学ぶ環境の充実ぶりを喜んでいました。
その後、劉会長らは倉林副学長らと本学の研修施設でもある佐倉市ユーカリが丘にあるケアガーデン「ユーカリ優都会」を訪問、佐倉市の都市開発を担当した株式会社山万の林新二郎副社長の案内で、暮らしと融合した高齢者福祉施設のコンセプトが実現している様子を見学しました。