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城西大学/城西国際大学はタイの9大学と関係強化を図りました

国際教育センター

2023.07.17

2023年6月18日(日)から23日(金)の日程で、城西国際大学杉林堅次学長は、今後、ASEANとの国際交流活動の活発化を図るために現在経済の伸び著しいタイを訪問しました。今回の訪問にあたっては、既にタイとの関係が深い、日本航空学園の支援もいただきました。

タイでは、すべての大学で学長、国際担当教員、学部教員皆が、国際連携教育に大変熱心であり、教員も授業も多くは英語で行われており、世界と連携し教育レベルを上げていくという強い意志と熱量に圧倒されました。

杉林学長が言及した日本が先んじて経験している高齢化社会への取り組み、医療体制、薬の飲み方、バリアフリーへの取り組みなど、日本が対面してきた多くの課題にちょうど20年後に同じ悩みを持つ国として非常に深い興味を示し、共同教育・研究の申し出が積極的に提案されています。また、タイの大学進学率は40%で大変教育熱心であると伺いました。一方で、タイの少子高齢化も徐々に進んでいて、大きな大学に合併され消えていく大学も近年増えているという話もありました。
タイの大学側はどこも、タイ人学生の日本への短期派遣、また日本人学生のタイへの短期・長期受入れを歓迎するということで、共同研究とともに両大学の交流の端緒としたいということでした。すでに協定が締結されている大学もまた今回あらたに協定締結とした大学とも可能性を見つけていきたいと考えます。
 

概要:訪問大学について
①マヒドン大学(国立大学):理系医療系ではタイのNo1(THEでもNo1)、3つの大病院あり、国際交流担当副学長などと面会した。今後の研究交流、学生交流について懇談。
②ワライラック大学(国立大学):JU卒業生(国費留学生)で現在執行部の教員と面会、マレーシア国境に近い大学、学校法人と協定書締結済。
③シラパコーン大学(国立大学):学長が杉林学長の元指導学生、JU/JIU薬学部との交流有、学長・国際交流学長補佐など10名以上と懇談、協定書更新中。
④カセサート大学(国立大学):農業系ではタイのNo1、環境問題研究にも強い。タイでは最も多くの学生(約7万人)を収容、学長などと面会、今回新規に協定書締結済。
⑤チュラロンコン大学(国立大学):マヒドン大学と並ぶタイの有力大学、JU/JIU薬学部との長い交流有、学長・国際部長・薬学部長・前薬学部長などと面会、すでにあるMOUをさらに幅広いものに変更して締結することで合意。
⑥ブラパ大学(国立大学):バンコクから東南へ1.5時間、国際交流部長・薬学部長などと面会(学長は出張中)、国際交流が最も活発な大学であった。協定書締結に合意。
⑦スィーパトーム大学(私立大学):日本語教育・観光教育に熱心、日本語教員を募集中、国際交流担当副学長・日本語教員数人と面談。今回新規に協定書締結済。
⑧バンコク大学(私立大学):タイで最も古くから設立された私立大学・ASPでJIUと連携、国際交流担当学部長などと面談。杉林学長は、2023ASPオープニングの挨拶を依頼された。
⑨ランシット大学(私立大学):学長と面会。今後の交流の活発化に合意。

マヒドン大学にて

マヒドン大学にて 副学長と

シラパコーン大学学長と

シラパコーン大学にて

シラパコーン大学 建築学部長と

スィーパトーム大学副学長と

スィーパトーム大学にて

カセサート大学学長と

チュラロンコン大学学長と

チュラロンコン大学にて

ブラパ大学にて

バンコク大学 副国際担当部長と