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日本ハンガリー友好協会による大阪万博ハンガリーデーイベントに城西国際大学が交流の歴史を発表

国際教育センター

2025.05.05

猪谷晶子常務理事スピーチ

①ナジ アニタ先生講演



2025年5月5日、大阪・関西万博のハンガリー館で、ハンガリー友好協会主催「日本ハンガリー友好デー」が開催されました。


ハンガリーは、1979年の大阪万博と2005年愛知万博にはパビリオンを出していませんでしたが、今回は木の使い方が話題になるすばらしいパビリオンを建設しました。そのためハンガリー側から、パビリオンにおいて、日本ハンガリー友好協会による交流の歴史を語る場として、加えてドナウフォトクラブによる写真展・絵画・音楽・料理・刺繍・ワイン等を含むイベントの要請がありました。
友好デーの始まりには、長く日本とハンガリーの友好交流を担ってこられた猪谷晶子専務理事より、お父様である池田恒雄(ベースボールマガジン社社長、恒文社社長)が、河野謙三氏より政府とは関係がない民間の経済・文化交流を推進する友好協会をということで、この日本ハンガリー友好協会がスタートしたことが語られました。

引き続き、城西国際大学には特に文化交流、学生交流、学術的な歴史について話をしてほしいとことで、この日の友好交流コンテンツの一つとして、これまで長く親しい交流関係をもってきた学校法人城西大学・城西国際大学からもパネル・ディスカッションとして3つの報告を行いました。

まず、リスト・ハンガリー文化センター前所長であり、現在城西国際大学の教員を務めるナジ・アニタ先生による①ハンガリー文化センターと日本との交流の歴史、ハンガリーとの大学間交流の窓口を務めてきた篠崎佳代城西国際大学国際部次長より②学校法人城西大学とハンガリーの交流について、ハンガリーと日本の歴史的交流関係について学術的な観点から概観するとのことで羽場久美子城西国際大学院特別栄誉教授による③ハンガリーと日本の歴史的交流関係のテーマにてそれぞれ発表を行いました。

当日は、ケレケシュ・アンドラーシュ大阪総領事に続いて、クリシュート・アーコシュハンガリー館政府代表も挨拶され、ハンガリー館の大きなイベントとして位置づけられていました。

発表のあとは、ハンガリー料理のブッフェ、キシュ・シャンドールハンガリー・日本経済クラブ元会長による「日本を愛したハンガリー人たち」をテーマにした1900年前後のまだ大使館もない時代に市井のハンガリー人が交流に果たした役割についての貴重な講演、チェロコンサート、フルートコンサート、ハンガリーワイン&パーリンカ協会によるハンガリーの酒文化を訪ねてと題したハンガリーワインの特徴などが語られました。

最後は、日本ハンガリー友好協会の副会長を務める北村幸久学校法人城西大学常務理事が、会の成功への感謝と今後も継続的な協力のお願いをし、閉会しました。

それぞれの立場から、美しいハンガリーパビリオンで日本とハンガリーの交流の歴史を語り、共有する場として非常に有意義な会となりました。今後、城西国際大学としてもこれまで積み上げてきたものを継続し、より価値あるものにしてまいりたいと思います。

 

②篠崎国際部次長講演

③羽場久美子教授講演

 

コンサートの様子

ケレケシュ・アンドラーシュ大阪総領事より挨拶

ハンガリーパビリオン館長より挨拶

北村幸久日本ハンガリー友好協会副会長より挨拶

ハンガリーパビリオン

展示の様子

ハンガリー間でのイベント