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在学生座談会 「挑戦を重ねる」韓国語コースでの4年間 国際人文学への招待

卒業を間近に控えた坂本さん、三浦さん、堀越さん、4年秋に休学と韓国留学を選択し釜山で新生活を始めた松本さんに、韓国語コースでの4年間について語っていただきました。 

 

―――――4年間を振り返ってみて、今、どんな気持ちですか? 

三浦さん:高校の3年間よりもあっという間だったと感じます。 

堀越さん:私もそう思います。好きなことをやっていたから早く感じるのかなあ。 

―――――それは素敵ですね。国際文化学科で「ここは良かった」と思うことはありますか? 

坂本さん:ぱっと思いつくのは雰囲気? 国際文化学科は「温かい」「柔らかい」感じがして、私はそこが好きです。 

堀越さん:国際文化学科の先生って寛容というか、学生に寄り添ってくれるから、先生が突然話に入ってきても自然だし、「こんにちは」「お疲れ様です」と言える雰囲気があって。学生も先生も温かいと感じますね。 

三浦さん:私は大学では新しいことに挑戦する機会が多かったと思っています。自分たちでサークルを立ち上げたり、韓国の大学とオンライン交流をしたり、国際文化学科だからこその機会があったように思います。 

―――――4年間を振り返って一番の思い出を挙げるとしたら、どんなことが浮かびますか? 

三浦さん:いっぱいありますけど、留学に一瞬だけ行ったことですかね。留学直前にコロナが流行しはじめて、交換留学が延期になったり、突然出発することになったりして、韓国に行ってもバタバタだったんです。いつ帰ることになるかわからないから「この留学を無駄にしないように」と一緒に留学した友達と勉強したり、運動したり、たまに外食して地域の人と話したりしていました。結局、韓国の大学に通い始める前に帰国の指示が来たので本当に一瞬の留学でしたが、非日常的な生活だったからか面白かったなとは思います。でも、悔しい想いの方が強いですね。 松本さんにリベンジを託します! 

松本さん:(笑)私は留学が諦めきれなくて、休学して私費留学することを選択したので、今の留学も一番の経験かもしれないんですけど、4年間を通して心に残っていることは、韓国文化院の「話してみよう韓国語」東京中高生大会実行委員会の活動です。初めて参加した時、同じ大学の人がいない集まりに一人で参加するというのがすごく不安で、韓国文化院の建物の前で「やっぱり行くのやめようかな」って迷っていたんですけど、入ってみたら、みんな優しかったです。大会の運営は今までやったことがなかったんですけど、いろいろな経験ができて、今後にも役に立つことだなって思います。  

―――――大学4年間の経験を踏まえて、この先の自分の人生で大切にしたいと思う考え方とか、価値観みたいなものはありますか? 

堀越さん:私は「チャレンジ」です。高校生の頃の自分は、余計なことはしないし、目立ちたくないし、何もしない自分だったんですけど、大学に入って先生や友だちとの出会いから、(留学生をサポートしたり、交流の場をつくる)日韓サポートチームを作ったり、オープンキャンパスのお手伝いをしたり、絵本読み聞かせの団体を作ったり、自分からいろいろ挑戦するようになりました。失敗とか壁にぶつかりながらも乗り越えてやってきたから、今後も「やってみよう精神」で行きたいなと思います。 

坂本さん:私も「挑戦」というキーワードが浮かびます。大学に入ってたくさんのチャレンジが転がってました。高校生の頃の自分だったら、私には能力がないとか、完璧でないなら挑戦してはいけないと考えていたんですけど、少しずつチャレンジを掴んでいくうちに、失敗するかもしれないけど、やってみてもいいんじゃないかと思えるようになったのは大きな変化だったと思っています。 

―――――これまでの経験を自信にして、これからも新しいチャレンジを重ねていっていただきたいです。今日はありがとうございました。