留学便り(韓国)
2024.07.07
여러분 안녕하세요? 梨花女子大学に留学中の嘉部心羽です。私の留学も残り1か月を切ってしまい、とても名残惜しいです。始まってすぐの頃はホームシックになったり帰りたくなったりしたのですが、今では韓国での生活に愛着が湧いてきました。今回は期末試験、退寮、釜山旅行についてお話したいと思います。
6月中旬は、期末試験の勉強に追われていました。試験期間になると、学習室や図書館が24時間開放されます。夜遅くまで勉強したり徹夜したりする学生も多く、勉強道具と一緒に歯磨きセットやブランケットを持参し仮眠を取れるように工夫している様子も見られます。私も友人と一緒に図書館で朝まで勉強しました(皆さんは絶対にマネしないでください。翌日どっと疲れます)。
ある日、自習室で勉強していたら、学生支援センターの職員さんがお菓子をプレゼントしてくださりました!
韓国語の期末試験は、討論とリスニングでした。討論議題は「法と情状酌量では法が優先されるべきである」というものでした。私は賛成意見を言うことになりました。同じ立場の人と意見を集め、どのように討論を進めていくかを考えるのは簡単なことではありませんが、討論を通して他国の学生の考え方や価値観を知ることができるのはもちろん、難しい韓国語の単語や言い回しを覚えることができ、とても新鮮で楽しいです。
韓国語学のテストは先生が事前に試験形式のみ教えてくださります。内容がとても難しいので、試験のかなり前から勉強を始めました。一番苦労した授業でしたが、勉強した甲斐があり、中間試験よりもよく解けました。
1学期が終わり、6月25日に退寮しました。延長申請をすれば同じ部屋に住み続けることもできるのですが、8月22日まで滞在しなければならず、30日以上期間を残して退寮すると違約金が発生し寮費もかなりの金額がかかります。そのため私は延長せず、サマーセッションで改めて別の部屋を申請しました。
退寮前は掃除をし、棚や机を空っぽにしてから寮の職員さんにチェックしてもらいます。OKが出たら無事退寮できますが、寮のオフィスは開いている時間が決まっているため、前日にチェックしてもらうとよいと思います。
部屋を変えて感じたメリットは、新しいルームメイトと生活できる新鮮さがあることです。デメリットは荷物の移動が大変なことと、再入寮するまでの間どこに滞在するか計画を立てなければいけないということです。
サマーセッションの入寮日まで2日ほど時間があったので、友人と2泊3日の釜山旅行に行きました。釜山と言えば海なので海水浴場に行きましたが、泳いではいません。ソウルに比べると涼しく、肌寒い感じもしました。
また、釜山で有名な「テジクッパ」を食べました。釜山発祥の郷土料理で、西面という繁華街には「テジクッパ通り」と呼ばれる一角もあるほどです。1日目に食べたテジクッパがとてもおいしかったので、2日目も3日目も朝ごはんに食べました。
海辺列車と呼ばれる列車にも乗りました。この列車は尾浦と松亭を結んでおり、東釜山のきれいな景色を堪能することができます。海やカフェが立ち並ぶ街並みなどが美しく、時間がゆっくり進んでいる感じがして、とても癒されました。韓国に行ったら絶対に訪れてほしいです。강추(強くおすすめすること、イチオシ)です!!
学期が終わると多くの留学生が帰国します。私の友人の何人かも先に帰国してしまいました。一緒に授業を受けたり、休日を過ごしたり、韓国生活の思い出を作ってくれた仲間の帰国はとても寂しく悲しいですが、これを乗り越えれば、精神的にさらに強くなれるのではないかなと思いました。
6月の留学だよりはここまでです!最後までお読みいただきありがとうございました。