学生活動
2026.04.28

第4回は、入学時からの目標だった韓国留学に挑戦した龍湖唯さんです。昨年夏に帰国後、現在4年生になった龍湖さんに、留学経験について改めて振り返っていただきました。
大学で韓国留学を実現させたいという目標があったので、韓国語コースのある国際文化学科に入学しました。
小さい頃から韓国ドラマを見るのが好きだったのですが、ことばの響きや音に興味を持ち、真似をするようになったのがきっかけです。高校生のときにドラマで語彙を増やしながら、教科書を買って独学で基礎を学び始めました。
韓国ソウルにある漢陽女子大学に約1年間留学しました。実務日本語学科に所属し、外国語としての日本語を韓国人学生と共に学びました。メンターの際には、日本語を教えるサポートもしました。JIUでは日本語教員養成課程を副専攻しているのですが、留学前から日本語に関する知識を深めていたのが役に立ちました。外国での日本語教育の現場を身近で観察できたことは、今後の日本語教育実習でも活かせる、貴重な経験になったと感じています。

日本独自の文化が反映された日本語表現を説明するのに苦労しました。例えば、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」のように時間帯によって挨拶が細かく使い分けられる点や、「察する」といった言葉に見られる暗黙の理解を前提とした表現など、韓国語にはない特徴が多く、うまく伝えるのが難しかったです。これまで意識してこなかった母語としての日本語に目を向け、日本語学習者にとって難しい点を把握する中で、日本語への理解をより深めることができたと感じました。
教科書で学べないような韓国語の表現や韓国人の生活文化についてたくさん教えていただきました。また、韓国の中学や高校などの学校生活についても教えてもらい、文化の違いをじかに知ることができました。
台湾、パキスタン、ウズベキスタン、ミャンマーなどからの学生と寮が一緒だったので交流がありました。また、留学生専用の授業では、それぞれの国の文化を紹介し合ったりもしました。
韓国語を使って人の輪を広げられるようになったと思います。韓国語での交流を通して新たな出会いが生まれ、人と人との繋がり、周りへの感謝の大切さに気づくことが出来ました。実際に、韓国語があまり得意ではない日本人の友人が買い物する時に通訳して手伝ったことから、お店の方とも仲良くなることができ、一緒に遊びに行くようにもなりました。留学を通していろいろな人と仲良くなることができ、ご縁は今でも何よりも大切にして、ずっとつながっていられるようにしています。
日韓サポートチームのメンバーとして、本学に留学してきた韓国人留学生の履修のサポートをしたり交流会を実施したりしたことで、留学前から韓国人留学生と交流する機会が持てたことはとてもよかったと思います。また、帰国後は、留学経験が自信になり、積極的に声掛けをして、さらに人間関係を広げることができるようになりました。
本学に留学を希望する韓国人学生に向けたオンラインオープンキャンパスに参加しました。その際は、本学に留学している韓国人留学生や韓国人の職員の方にインタビューを行い、動画を制作して観ていただきました。韓国人の学生とのスモールトークがあったのですが、奇跡的に私が留学しようと思っていた漢陽女子大学の学生とペアになることができたんです。とても驚きましたが、貴重なご縁となりました。彼女から友人を紹介してもらうことができ、初めての留学先でも知り合いがいたことで心強かったです。
韓国語コースにはいろいろなプロジェクトがあり、活動の中で現地の学生とオンラインでつながることができるのは、留学前も後も、本当にありがたい機会になっています。また、副専攻の日本語教員養成課程の授業でも学科を越えたグループワークが多いので、さまざまな人と意見交換を行い、学びを深めています。

私が所属する日韓サポートチームでは、運動会やおしゃべり会、キャンパスのある求名散歩、ピクニックなど、つながる企画をいろいろ立てて、学内での国際交流が盛り上がるようにしています。
韓国に留学した経験が自信や向上心となり、また韓国で学びたいと考えるようになり、韓国の大学院への進学も考えています。現在、韓国語教育に関する卒業論文に取り組んでおり、これまでの学びと経験を発展させた研究を進めていければと考えています。

焦らずゆっくりとでもいいので、一歩、踏み出してほしいです。私のモットーは「やらずに後悔よりやって後悔」なのですが、みなさんもそういう気持ちを持って、何にでも挑戦してみてほしいなと思います。応援しています!