映像芸術コース
2025.11.04
メディア学部映像芸術コース3年生の実習授業、制作演習(ステージ制作AⅢ)にて、
SUMMER SONIC 2024(出れんの!?サマソニ!?)やJAPAN JAM 2024のオープニングアクトに出演されたガールズロックバンド、シベリアンハスキーさんをお迎えし、学内でワンマンライブを行いました。
会場は満員御礼となり、この4月から取り組んできた音楽ライブのスタッフワーク実習の成果が凝縮された集大成のステージとなりました!




本授業「制作演習C(ステージ制作AⅢ)」は、3年生を対象とした実習科目であり、都内近郊で活動するインディーズバンドを招き、音楽ライブのワークフロー(企画、制作、演出、舞台監督、ステージマネージャー、音響、宣伝等)を実践的に学びます。これまでに開講されたS1ターム「制作演習A(ステージ制作AⅠ)」〔学生演者によるソロや弾き語りライブの実習〕、S2ターム「制作演習B(ステージ制作AⅡ)」〔学生演者によるヘッドセットやバンド編成を用いたライブの実習〕に続く位置づけとなっており、ステージ制作におけるより高度な現場対応力を養うことを目的としています。特に本授業では、学生自身が出演交渉やイベント企画段階から主体的に携わることで、実際のステージ制作現場に近い環境での実務的な学習機会を提供しています。
準備初日から今日まで、S1-S2より深くライブステージ全体を学ぶことができたと感じています。特に、夏休み中から企画・作業を行い、自分が呼びたいバンドに大学でライブをしてもらうという体験をすることができて、とても嬉しかったし感無量でした。企画と演出で色々演者さんに確認をすることがあり大変なことばかりでしたが、無事に終えることができて良かったです。
この授業を通して、確実に自分のスキルレベルが数段上がったととても実感しています。授業が始まった頃は、自分がアルバイトで実際の現場に出ていることもあり、そのスキルがあれば大抵の事はわかっているし大丈夫だろうと慢心しているところもありました。しかし始まってみると、スピーカーチューニング、ダイナミクス、リバーブ、EQなど今までこだわってこなかったものを、先生やサポーターの先輩から沢山学ぶことができました。これらの使い方を学んでからはより良い音作りをしたいと思えるようになり、今ではこの楽器にはこのエフェクトが合っているなというのがなんとなくわかるようになってきました。コミュニケーション能力を高めることもできました。この授業で学んだことを活かしてさらに自分のスキルを高めるように励みたいと思います。
最初は照明卓を準備することも危うかったが、F1まで学んできて自分たちで新たな灯体を吊ったり想像したステージになるように灯体を仕込んだりと、この授業を通してレベルアップすることができた。自分たちで信号線や電源の配線ルートを考えたことも、とても良い経験になったと思う。