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転倒予防をテーマにした公開講座を旭市で開催

教員活動

2025.12.15

講義の様子

11月26日、旭市総合体育館メインアリーナ(千葉県旭市)において、旭市内の「通いの場」実施団体が一堂に会する全体大会が開催され、約160名の参加者が集まりました。本学は、この全体大会プログラムの一部として、転倒予防をテーマにした2つの公開講座を実施しました。今回は、本学理学療法学科の教員が以下の2テーマで講義と実技指導を担当しました。

「転倒予防から考える『あさピー☆きらり体操』継続の効果」

講師:竹内弥彦 教授(理学療法学科)
竹内教授からは、転倒が起こる主な原因や、最新研究に基づく「転倒予防に必要な筋力・バランス能力」の重要性について解説がありました。さらに、日頃から取り組まれている「あさピー☆きらり体操」が転倒予防に有効であることを理論的に示し、継続する意義を分かりやすく紹介しました。

 

「よい姿勢と呼吸のための『呼吸筋ストレッチ体操』」

講師:山根主信 助教(理学療法学科)
山根助教からは、腹式呼吸の方法や、立位・座位姿勢を横から確認する際のセルフチェックのポイントについて解説がありました。また、よい呼吸と姿勢を維持するための運動として「呼吸筋ストレッチ体操」を紹介し、参加者とともに実践しました。

全体大会の最後には、国保旭中央病院リハビリテーション科の職員が「あさピー☆きらり体操」を実演し、参加者全員で体操を行いました。参加者からは、「普段行っている体操が転倒予防に効果的であると分かり、継続する励みになった」や「呼吸筋ストレッチを続けていきたい」といった声が寄せられました。

本学は、千葉県に立地する大学として、研究成果や知的資源を地域に還元し、地域の皆さまとともに学びながら地域人材を育成し、地域社会に貢献することを目指しています。今後も講座の継続的な実施に取り組んでまいります。