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カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)留学レポート 日本食文化を紹介

留学

2023.05.29

日本の食文化紹介プロジェクト(カリフォルニア大学リバーサイド校)

カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)に長期留学している学生たちが、日本の食文化を紹介する企画を立て、UCRの日本語日本文化サークルSakurabu(UCR English and Japanese Language + Cultural Exchange Club)に提案し、合同実施しました。提案から実施まで約1ヶ月に亘り3人の長期留学生が中心となって活動を行いました。

企画発表の様子(4月28日)

配膳や箸の使い方のマナーを説明した後、箸を使ったゲームでトーナメント戦を行いました(5月5日)

書道の基本である半紙と筆の使い方などについて説明しました(5月26日)

Sakurabuの「桜」と好きな和食の料理名を書きました(5月26日)

長期留学生の感想

田中花実さん

今までSakurabuに参加してきて、「アメリカにはこんなにも日本に興味を持ってくれている学生がいるんだな」と嬉しく感じる場面が多々ありました。そして次は私たちが日本文化をアメリカの学生に共有し実際に体験してもらいたい、楽しみながらもっと日本のことを知ってもらいたい、という思いから今回の企画提案に繋がりました。一から企画を考え行動に移すというのは私たちが考えていたよりもはるかに難しいものでしたが、アメリカの学生達が楽しそうに参加してくれている姿を見てやってよかったなと心の底から感じました。留学先で日本について紹介できる日が来るとは思ってもいなかったのでとても良い経験となりました。

横田明夏さん

今回Sakurabuを盛り上げたいという思いから自分たちで約1ヶ月間、企画提案し実行してみました。企画を決める中で、どうしたら日本食文化を楽しんで学んでもらえるかという点を重視して考えました。準備する中で正しい日本食文化などを自分自身も確認できる機会にもなりました。プロジェクトを終え自分たちで企画し実行することの大変さを実感しましたが、達成感の方が大きく感じることができました。それは現地の学生の方達が楽しく企画に参加してくれて、「楽しかった」や「ありがとう」といった感謝の言葉を沢山かけてくださったからです。私も実際に企画をしている中で楽しく現地の学生方と交流することもできましたし、現地の学生方の楽しんでいる姿を見て嬉しくなりました。アメリカで『自分たちの国の文化を教える』といった滅多にできないことを経験することができ、このような機会を与えてくれた学生さんや先生にとても感謝しています。私は将来英語の楽しさを伝えていきたいという目標があり、この企画を通してアクティビティーを取り入れることで学ぶことが楽しく感じられるという点を強く感じました。

後藤真衣さん

企画実行は初めての試みでしたが、他の企画者の田中さんと横田さんと案を出し合い、スムーズな企画ができたことに満足しています。しかし、やはり現地の学生さんたちに楽しんでもらえるかなどの不安は、実行するまではありました。ですがいざやってみると、私が想像していたよりもはるかに楽しみ、私の未熟な英語でも理解してくれ、多くの協力を得ることができました。また、多くの学生さんが直接感謝の気持ちを伝えてくれ、みなさんの温かさを改めて実感できました。UCRの学生と私たちの仲がより親密になるとともに、私たちが日本文化を見直すいい機会となりました。多くの学生さんがこんなにも日本に興味を持ち、日本語や日本文化を懸命に学んでいるということを知って、語学を学んでいる身としてすごく刺激を受けました。この素晴らしいサークルで、企画者として活動できたことを誇りに思っています。