留学便り(韓国)
2025.02.15
みなさん、こんにちは。梨花女子大学に留学していました国際文化学科2年の岩渕愛美です。12月の韓国は、良くも悪くもいろいろなことが起こった1ヶ月でした。今回は、留学を通して考えたことや思い出を中心にお話しします。
留学先では、現地の学生との交流を多くするか、留学生との交流を多くするかにより、自分の言語能力の成長に差が出てきます。韓国語能力を伸ばしたいという方は、圧倒的に韓国人学生との交流がおすすめです。私の周りでも、韓国人の友達との交流が多い留学生は韓国語能力の伸びが速いというのが目に見えていました。留学生同士の交流も大切ですが、現地の学生と交流できる機会があれば積極的に参加してみるといいと思います。(意外にもアニメの話題で盛り上がることが多かったので、1つでも話題を持っておくといいかも…?)
12月はストライキに戒厳令と、大きいニュースがいくつかありました。今回は何も問題なく過ごせていましたが、時と場合によっては安全を考慮して帰国しなければいけない状況が発生するかもしれません。そのような時に早く情報をキャッチできるよう、ニュースはこまめにチェックしておくのが得です。
韓国では政治関連の動きが構内でも見られました。梨花女子大ではユン大統領弾劾の署名活動やデモ活動が行われ、学生が多く参加していました。デモ活動が行われる場所では公共交通機関が麻痺しているところもあったので、そのようなことも含め、チェックしておくことをおすすめします。
私は仁川国際空港から帰国しました。テイクオフが朝9:30で7:00頃に空港に着いたのですが、空港内のお店や免税店を見て回ったりする時間がほとんどないくらい人が多く、手続きに時間がかかりました。
全ての手続きに1時間半くらいかかったので、空港は出発の3時間前に行っても大丈夫だと思います。
他にも話したいことはあるのですが、今月の留学で大きく感じたことは以上の3つになります。次に、思い出についてお話します!
梨花女子大の中央図書館は、試験期間になると24時間使用可能になります。そのため、友達と一回だけという約束のもと、徹夜で試験勉強をすることにしました。24:00~5:00までの間は図書館利用が可能なものの、外から入ることも中から出ることもできない完全締切状態になります。お腹が空いたら地下にコンビニと飲食スペースがあるので全然問題ありませんが、睡魔との戦いだけは大変でした。明け方、友達も私も疲れて、近くのソファ席で1時間くらい寝てしまいましたが、梨花女子大だからこそできた経験だったのでとても楽しかったです。
今月はみんなとのお別れがあったので、ご飯を食べに行く機会が多くありました。最後に食べたいものを!と思い、いろいろなところに食べに行きました。韓国のごはんは辛いもののイメージが強いかもしれませんが、辛くないものもたくさんあります。ここでは、私が行った中で美味しかったお店をいくつか紹介します。
#모미지식당 (モミジ食堂)
私がPeace Buddyのオンニ (4年生の方) と初めて会った日に行った、思い出が詰まっているお店です。正門の近くにあって、定番メニューのナス丼が本当に美味しいです。혼밥 (1人ごはん) をできる席もあるので、普段のご飯としても行きやすいお店になっていました。
#북촌도담 (プクチョンドダム)
安国駅から歩いて5分ほどの場所にあるお店です。メンターのオンニ (4年生の方) と一緒に行ったお店で、보쌈 (ポッサム) が本当に美味しかったです。帰国前にもう一度食べたくなって、友達と一緒に食べに行きました (笑) 近くに景福宮もあるので、観光ついでに行くのもおすすめです。
私の留学だよりは、これで最後になります。今までの留学だよりを含め、みなさんの役に立てていたら幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!