This page does not support translation languages. ×

第8回 中欧+日本 学生会議に看護学生が参加しました。

開催報告

2022.02.16

第8回 中欧+日本 学生会議に看護学生が参加しました。

第8回 中欧+日本 学生会議(2022 年 2 月 16 日水曜日、オンライン開催)の今回のメインテーマは、「気候変動:中欧と日本の学生は、地球温暖化の影響をどのように捉えているか:Climate Change: How students in Central Europe and Japan see the impact of global warming on their lives – an opportunity to exchange ideas」でした。  看護学部からは、久保(3年生)、矢島(1年生)が、「気候変動とヘルスケアの諸問題:Environmental Issues and Health Care in the Era of Climate Change」を発表しました。

画面

発表者感想

  • 今回私たちは気候変動とヘルスケアの諸問題についてプレゼンテーションをしました。健康被害を及ぼす可能性があるオゾン層破壊ですが、国際協力によって、改善されつつあると予測されているということを知りました。また、地球温暖化が進むことによって大気中における熱放射バランスから、回復が早まるという見解も知りましたが、地球温暖化によりオゾン層破壊が回復したとしても、地球環境は悪化してしまうためオゾン層破壊と地球温暖化の抑制対策を両輪で進めていくことが重要であると思いました。地球温暖化とオゾン層破壊は地球環境を悪化させるだけでなく、人間の身体面や精神面にも影響を及ぼします。気候変動と私たちの健康は密接に関わっており、現在起きている気候変動や地球温暖化によって起きている問題を受けとめ、一人ひとりが考えていくことが重要であると考えます。
    国際会議でさまざまな国籍の方と意見を交わすことで着実に地球温暖化が進んでいることも実感しました。日常生活でできることを一人ひとりが行うことで地球環境を改善していけたらよいと思いました。
    本発表にあたって、貴重な情報・ご助言をいただいた先生方、一緒にやっていただいた矢島さんに御礼申し上げます。
    (看護学部3年生 久保)
  • 今回の中欧国際学生会議を通して、私は初めてちゃんと私たちが生きている場所である”地球”と向き合えた気がします。今回の学生会議のテーマであった「気候変動と地球温暖化」は、私たち人類が今まで積み重ねてきた様々な行為の結果として現れてきています。現在はだいぶ改善されてきましたが、ここには「オゾン層の破壊」も含まれています。
    現代の社会において、生きていく上での「便利さ」、「効率性」を求めることは欠かせないことになっていると私は感じます。「いかに便利な暮らしができるか」、「いかに効率的に楽に生きられるか」、これは時には必要なことですが、今の私たちにとって最も重要なことは「いかに地球と共存していくか」だと私は思います。
    人間の技術が地球を攻撃してはいけないし、人間が地球に攻撃されることはあってはならないと思います。そのためには、私たちが気候変動や地球温暖化に対して温室効果ガスを減少させるなどの”緩和”と、どうしても避けられない気候変動に”適応”していくという2つの考えを持つことが重要です。
    一人の力だけではどうにもならないと考える人もいると思いますが、その一人の努力が大きな結果となって返ってくると私は信じています。この文章を読んだ誰かが、地球と向き合い、環境問題について考え、少しでも”緩和”と”適応”を実践するきっかけとなってくれたら嬉しいです。
    (看護学部1年生 矢島)