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2024.06.15
本学では、看護×理学×薬学×福祉が連携し学びの視野を広げることに取り組んでいます。この授業では、子どもから高齢者に至るまでの様々な段階の健康について学ぶことで保健医療福祉職の連携共同の理解を深めることを学びます。なお、「ライフステージIPE」は4学科合同で実施をしており、学年にあわせた「ライフステージIPE(A)」から「ライフステージIPE(D)」の4つの科目でチームケアを(理論から実践まで)学んでいきます。そのうち、「ライフステージIPE(B)」はチームケアにかかわる様々な専門職による講演を通して、各専門職の専門性や他職種から何を求められているかを知り、そして、他職種と自分が目指す職種との違いを知り、どのようにチームとして機能できるかを考え理解することを目的としています
今回の授業では、社会福祉法人ゆりの木苑の介護福祉士である片岡信明さんを講師にお招きしました。介護福祉士の業務内容をはじめ、介護のプロフェッショナル(専門職)である介護福祉士としての信念や心掛けについて、実践現場でご活躍されている方の言葉で実際のエピソード等を交えたお話をお聞きすることができました。さらに、ヒューマンケアの根幹を支える自らの職種とは異なる他職種(他の職種)と連携する「他職種連携」の強みと多職種(多くの職種)が連携する「多職種連携」の重要性について学ぶことができました。最後に、学生たちは、課題に対応し、目標を実現するための資質・能力を高めるため、グループディスカッションをおこない、学びを深めました。
授業に参加した学生たちからは「クライエントの一つの目標に対し、異なる専門職が協力し生活をより良いものになるよう努力していること」や「多くの専門職が連携し支援にあたる際には、正しい情報提供が大切である」など専門職連携の重要性を学ぶことができたとの声が多く寄せられました。
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