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国内研修で札幌・小樽を訪れました

国内研修

2025.09.26

本年の国内研修旅行では学生5名と昨年に引き続き北海道を訪れました。LCCの利用でしたので集合は成田空港、朝早くの出発でしたが定刻時間出発のジェットスター便で北海道へ向かいました。

≪1日目 エスコンフィールドHOKKAIDO 訪問≫

新千歳空港到着後JRで北広島駅へ移動、宿泊先の北広島クラッセホテルに荷物を預け、ホテルの送迎バスにて一日目の訪問地、エスコンフィールドHOKKAIDOを訪れました。

球場というよりは北海道各地のグルメを堪能できショッピングやサウナなど観光スポットとして楽しめる大変人気の施設になっており、さらに日曜日のデイゲーム、地元日本ハムファイターズが首位を走っていたということもあり座席の確保はできなかったのですが、反対に1階内野席から3階スタンドまでのあらゆる角度から試合を観戦することができ、現在北海道で最も尖っている観光施設の見学という目的には却って良かったです。試合は延長戦ののちこちらの地元 千葉ロッテマリーンズが勝利を収めました。

ファイターズ主力選手のパネル前で

3階席からの球場内観 この日は小雨模様だったので屋根は閉じられていました

観光学部1年 小栗 翔汰
北海道研修の初日、札幌にある新しくできた、日本ハムファイターズの新本拠地のエスコンフィールドを訪れて施設見学と、日本ハムファイターズと千葉ロッテマリーンズの1戦を観戦しました。施設を見学して第一印象として感じたことはその大きさです。私はZOZOマリンスタジアムにしか行ったことがなく、比べると大きな違いを感じました。

エスコンフィールド内には、様々な施設があり、バッティングやピッチングができたり、路地裏ラーメンテラスというコーナーもありました。試合が行われない日でも観光施設としての機能が充実しており、外にはジャングルジム、中にはサウナ、水槽などもあり、家族で楽しめる施設となっているうえ、最寄り駅の北広島駅からシャトルバスも出ており利便性を感じました。球場専用の駅も建設中ということですので完成すればさらに人気の施設になると思います。

≪2日目 札幌国際大学との交流≫

 翌日は昨年に引き続き札幌国際大学を訪問。副学長、観光ビジネス学科長はじめ学生の皆さんに暖かく迎えていただきました。まず、大学内にある博物館で北海道の旧石器から縄文時代までの歴史、そしてアイヌの文化についての詳しい解説を受けました。その後バスで1時間ほど移動し仁木町の果樹園「にきや」を訪問。いくつか果物の試食もできましたがどれもみずみずしく本当においしかったです。昼食は敷地内でなんとバーベキュー、ここで参加の両校学生の距離も一気に縮まりました。

観光学部3年 木村 大河
札幌大学は博物館を有しており歴史的に価値のあるものをたくさん見学できとても勉強になりました。北海道に文化として伝わる様々な物品を学芸員過程の学生さんや先生方が、皆が関心持って見学できるよう丁寧かつ工夫を凝らして展示されていたことに興味を惹かれました。展示の作品の中で特に印象に残ったのは昔使われていた調理にて道具です。これらの道具をもとにして、その後長い年月をかけどのようにすれば使いやすくなるのかが考え抜かれ今の現代の調理器具にまで通じ、生活を便利にしてくれていると思うととてもすごいことだなと感じました。

世界各地で様々な道具をもっと便利に使えるよう工夫すれば未来はもっと面白くなっていくと思うとワクワクします。札幌国際大学の学生さんや先生方がこれら文化伝統の継承に努めていることは大変尊敬に値すると思いました。

実際に使われていたアイヌの生活用品の展示

旧石器時代の北海道について詳しく説明いただきました

観光学科1年 北村 瑛基
北海道研修二日目、「NIKIYA FARM&BREWERY」を訪れました。作物の収穫をお手伝いすると聞いていたのですが、残念ながら収穫シーズンは終了してしまい今回は見学だけとなりました。果樹園ではたくさんの作物を育てており、今回はさくらんぼ、ブルーベリー、トマトの栽培を見学させていただきました。その中でもここで栽培されているトマトの約90%が本州に出荷されるということにとても驚きました。 

見学を終えた後、札幌国際大学の学生の方と一緒にBBQを楽しみました。私は、朝ご飯をたくさん食べていたので、すべて食べられるか不安になりました。しかし、お話をしながら食べていると気が付けばすべて食べ終わってしまいました。今回の研修で私は、初対面の人とのかかわり方を学ぶことができたのは大きな収穫でした。

ブドウはまだ収穫前でした

果樹園「にきや」での交流バーベキュー

午後は再びバスで小樽に向かい、札幌国際大学で開発したスマホ用のアプリを使ってロゲイニングという街探索の取り組みを実際に体験しました。4人ずつ3チームに分かれ時間内にどれだけの観光スポットを訪れることができるのかを競ったのですが、どのチームもそれぞれに工夫を凝らして各所を廻り多くの小樽の魅力に触れることができました。

当日はあいにくの雨模様の中だったのでそれぞれ大変な思いをしながらの街巡りだったせいか、帰路の車中での表彰式では急遽の作戦変更などのエピソードも語られ大いに盛り上がりました。札幌駅に到着後宿泊先のJRタワー日航札幌のロビーに手皆で記念撮影をして名残惜しくも解散しました。 

観光学科1年 嶋田涼太 
研修二日目午後は札幌国際大学の皆さんと小樽市に訪れました。研修の内容としてはロゲイニングという制限時間以内にいかに多くの観光スポットを訪れることができるかを競う競技を行いました、

今回はグループごとに小樽のランドマークを撮影してそのスコアを競い合ったのですが、私のグループでは小樽運河と小樽オルゴール堂に足を運びました。小樽運河は、荷揚げするためのはしけ(台船)が通っており、散策路には古き日本を思わせるようなガス灯が並んでおりレトロな印象を受けました。今回は目にすることが出来ませんでしたが、夜にはライトアップもされ昼間とは違った運河を楽しむことが出来ます。

次に、小樽オルゴール堂では店内にはたくさんのオルゴールが並び、歴史を紹介するジオラマやアンティークなオルゴールも展示されており、見ても聴いても楽しめました。ノスタルジックなムード漂う小樽の街にぴったりで、どこか懐かしい気分になれる素敵な場所でした。雨が降っている中で楽しめるか不安でしたが、札幌国際大学の学生の方々と交流しながら観光する内に、次第に気にならなくなっていました。今回の研修で私は、改めて観光の楽しさを体感すると共に、人との関わりの大切さを学びました。

小樽市内でロゲイニングに挑戦しました

日本銀行旧小樽支店金融資料館

札幌国際大学の皆さんとの記念撮影

≪3日目 ホテル見学 北海道庁旧本庁舎訪問≫

最終日の3日目は朝食後に宿泊先のJRタワー日航札幌の館内を案内いただきました。ホテルが入っている高層ビルはJR札幌駅に直結し現在では残念ながらわずか2メートル差で北海道2番目の高さのビルとなってしまったとのことでしたが、その上層階に位置するレストラン、客室、スパ施設から札幌の市街地までを一望できる眺望は圧巻であり、窓から見下ろせるかめがどれだけそのホテルの魅力になっているかを改めて実感しました。

ホテル見学後には徒歩圏内にある北海道庁旧本庁舎、通称赤れんが庁舎を訪問しました。こちらの施設は令和4年より補修及び改修の工事に入っており、訪れた5日前にリニューアルオープンしたばかりでした。建物のほとんどのスペースでは、北海道の歴史、文化、産業、そして目指す未来などが展示だけでなく最新のグラフィックスなどを取り入れて表現されており、建物の風格も相まってさながら大北海道博物館ともいえる大変興味惹かれる施設に生まれ変わっていました。

3日間ではありましたが札幌・小樽の様々な魅力に触れることのできた研修プログラムはすべて終了。新千歳空港からの便で帰路に着き成田空港にて解散しました。

観光学科3年 ムハマド ルトフィ タミム
今回、JR日航札幌を見学させていただきました。まず案内していただいたのはコーナールームで、客室の広さや特徴について説明を受けました。この部屋はリビングと寝室の間に仕切りがなく、開放感を演出しているとのことでした。また、このホテルが北海道で二番目に高い建物であることも紹介されました。さらに、朝食では定食・ビュッフェ・和食の三種類から選ぶことができ、宿泊客の多様なニーズに応えている点が印象的でした。続いて、スパの施設にも案内され、リラックスできる空間づくりへのこだわりを知ることができました。

見学を通して、ホテルの魅力やおもてなしの工夫を実感することができ、大変貴重な体験となりました。今後の学びや将来の進路を考える上でも大きな参考になったと思います。

ホテル客室から臨む札幌市街

リニューアルされた北海道庁旧庁舎(赤れんが庁舎)

赤れんが庁舎前で記念撮影

北海道の生態系を最新のデジタル画像で紹介

北海道の地理や歴史がゲームを通じて学べます

アイヌの衣装着てみました

ロゲイニング中に立ち寄った日本銀行旧小樽支店金融資料館にて

エスコンフィールド内のダルビッシュ選手と大谷選手の大壁画