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⑤ゼロから地域と向き合う ~四方木地区のイベント「四方木水上お茶会」に参加しました~

ゼミ活動

2025.12.17

 

四方木水上お茶会に参加しました

2025年11月29日と30日の2日間、鴨川市四方木(よもぎ)地区で開催された「四方木水上お茶会」に、ゼミの学生がボランティアスタッフとして参加しました。

このイベントは、毎年、四方木地区の交流人口を増やすことを目的に企画されており、紅葉の名所として知られる「紅の里」を舞台に行われます。地区の方々が手作りした「筏デッキ」の上でお抹茶を楽しめるほか、小型船舶検査登録済みの「筏デッキ」による約20分間の「錦沼クルーズ体験」も魅力のひとつです。

当日は秋晴れに恵まれ、訪れた多くの方々が紅葉と澄んだ空気、静かな湖面を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごされていました。今年はゼミの3年生・4年生が総出で協力し、2日間にわたりイベントの運営をサポートしました。地域の方々との交流を深めながら、参加者の笑顔に触れる貴重な機会となりました。

2日目は4年生が全員と原さんが参加しました

観光学部3年 原 響希 さん
四方木地区のお茶会では、山あいにもかかわらず多くの方が訪れ、にぎやかな雰囲気の中で地域の魅力を改めて感じました。私は4年生と共に2日目に参加し、いかだ体験やお抹茶の提供を通して、貴重な経験を得ることができました。一方で、今年一年を振り返ると、活動の中で地域の方と十分にコミュニケーションを取れなかったことが反省点です。

今回のイベントで得た学びを活かし、中身のある卒業制作に向けてゼミ内での議論をさらに活発にしていきたいと思います。地域の魅力を多くの人に伝えられるような活動や提案を、自分なりに考えて形にしていきたいです。

お抹茶の点て方を教わりました

観光学部3年 小黒 紗也香 さん
私が今回のお茶会で感じたことは、イベントに参加された方のほとんどは高齢者で、毎年訪れているというリピーターの方が多かった印象でした。私たちのゼミでは、「若い世代に四方木を知ってもらう」ということを目標に活動していますが、今回のイベントの参加者を見るとまだまだ目標には距離があると実感しました。また、イベントを地域の新聞を見て知ったという方がおり、情報発信が地域に限定されているということも課題だとわかりました。

一方で、イベントを楽しみにしている方や参加者同士でコミュニケーションを取っている場面があり、人と人のつながりを感じることができました。現在検討している「卒業制作」では、若い世代にも四方木の魅力を知ってもらうためにSNSやデジタル機能を活用し、より多くの人に情報を届けることができるような取り組みを行いたいと思っています。

秋晴れのひとときに一服のお抹茶はいかがですか?

観光学部3年 山田 柊哉 さん
四方木のお茶会は11月29日、30日の2日間開催されました。私は1日目にボランティアスタッフとして協力しました。当時は、曇り空でもあったのですが、思ってたよりも多くの方が訪れてくれたなと感じました。お抹茶でおもてなしをする中で、参加者とのお話しする機会があったのですが、毎年お茶会に来てくださっている方がいるなど、地域の方が何度も参加するイベントなのだなとの印象を持ちました。

このお茶会を通して、多くの方が四方木という地域に魅力を感じ、実際に足を運んでいるのを見ると、もう少し私たちの活動を工夫をすれば、若い世代にも来て貰えるようになるのではないかとも感じました。

紅葉を見ながらのお抹茶を楽しんだり、静かな山林の湖畔を筏クルージングすることは、中々できる体験ではないし、魅力を感じる人というのは多くいると思います。このような四方木地区の活動、そして私たちのゼミ活動をもっと知ってもらうことが大切なのではないかと感じました。

お抹茶を楽しみました

水上お茶会の様子

筏クルージングの様子

学生たちも筏クルージングを楽しみました

4年生にとっては最後のイベントになりました

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