ピックアップ授業
2025.11.10
経営情報学部のキャリア形成科目のひとつに「インターンシップ」という授業があり、企業などで行われる就業体験を通して、企業や業界について理解を深めます。この授業では、実際に仕事を体験して自身の適性や求められる能力を知り、卒業後の進路選択に活かすねらいがあります。インターンシップ参加前には、事前準備として目標設定、自己分析や企業分析を行い、参加後は就業体験の振り返りや口頭発表を行っています。
夏休み期間を利用してインターンシップに参加した3年生が10月下旬に口頭発表会に参加しました。当日は、東京紀尾井町キャンパスと千葉東金キャンパスをオンラインで繋いで各自の就業体験の発表と意見交換が行われました。発表内容は、東京紀尾井町キャンパスではIT、千葉東金キャンパスでは市役所、教育、スポーツ・アウトドア、金融と、それぞれのキャンパスの学びを象徴する多様なラインナップとなり、学生同士や教員からの質疑応答も活発に行われました。
◆学生のコメント
・市役所の仕事内容や職場の雰囲気をよく知ることができた。デスクワークだけでなく、外に出て民間企業や地域の人々と関わる機会が多いことが分かった。
・子供のアウトドアキャンプに同行した。子供との交流では、笑顔と伝え方を意識したことでコミュニケーションをよくとることができた。子供一人ひとり個性があり、大学の授業での多様性に関する学びが役立った。
・金融業界は固いイメージがあったが、今回体験した信用組合は地域のお客様に寄りそう温かさがあることが分かった。初めての名刺交換が印象に残った。
・現在、大学で教職課程を学んでいるため、学習塾でインターンシップを行った。教育者の視点と経営者の視点の違い、問題やデータのとらえ方について理解を深めることができた。今後の学びに活かしたい。片道3時間の通勤は大変だった。
・IT関連の2社のインターンシップに参加し、比較することができた。対面とオンラインだったが、対面の方が社員の雰囲気や社風が分かって良かった。チーム開発に必要なコミュニケーション力やプログラミング力が今の自分にどのくらい身についているのかを実際に感じることができた。
・グループディスカッションで仲間と協力して課題解決に取り組んだことが印象に残った。自分なりに不明点やつまずいた点を洗い出して整理することで、スムーズな課題解決につながることを実感した。他大学の学生の視点や意見も参考になり、学びが多かった。