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日商簿記3級合格体験記

資格取得者の声

2022.12.15

大学で初めて簿記に触れても日商簿記3級に合格

東金キャンパスでは、初級簿記・中級簿記及び会計学が簿記・会計系の授業として設置されています。
初級簿記の履修学生の中から有志4名が集まり、学部教員のサポートを受けながら、日商簿記検定3級の勉強会を11月20日の統一試験に向けて5月中旬から開催しました。12月5日に結果が発表され、3名が見事合格しました。
特筆すべきは、合格者3名のうち2名が1年生であり、1名は普通高校出身者です。大学に入って初級簿記を履修し初めて簿記の『世界』に触れた学生です。ネット上では、よく日商簿記3級は合格率が約50%程度であるから、簡単な試験であると言われます。しかし、実際はそう簡単ではありません。一般に社会人でビジネスに携わったことのある人が最低100時間の勉強が必要であると言われます。実社会での実務経験のない学生には最低100時間では足りない内容です。具体的には注文書、納品書、請求書、領収書、納税通知書等の証ひょうの意味が分からなければ解けない問題が多いでからです。

4名は毎週金曜日の2時限目にサポート教員から指定された教科書の内容の講義を受け、簡単な問題に解答し解法の説明を受けます。そして、次の勉強会まで指定された試験の範囲を自主学習します。この一連の繰り返しを夏季休業に入るまで実施しました。
11月20日の検定試験の合否は、夏季休業中、毎日継続して簿記の学習を続けたかで決まります。講義形式の勉強会は9月まで続けられましたが、10月からは市販の予想問題集を使って、各自の苦手な問題の克服が行われました。勉強会での時間は優に100時間は軽く超えました。学生の継続力が大きな合格への力となりました。

勉強会の様子