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メディア学部長の挨拶

  • 学科の特色
メディア学部長
金田 克美

 メディア学部は2005年に東金キャンパスで始まり、2011年に東京紀尾井町キャンパスに映像芸術コースを開設、2020年には東金キャンパスのクロスメディアコースがニューメディアコースとして新たなスタートを切りました。

 近年、メディアの世界は急速なデジタルテクノロジーの発達とともに大きな変革の時を迎えています。これまで4大マスメディアとして知られる、テレビ/ラジオ/新聞/雑誌、なかでもテレビ放送は、日常生活に大きな影響力をもっていましたが、スマートフォンの普及とインターネットの発達とともにテレビ視聴時間は減少を続け、2019年にはインターネットがテレビの利用比率を追い越したと言われています。

 4大メディアを中心に、情報の伝達が放送局など限られた企業から一方通行だった時代から、インターネットの発達によって、Facebook、Twitter、Line、InstagramなどSNSの利用者は増大し、それまで受け手であった個人でも社会の不特定多数に向けて発信できる双方向型コミュニケーションが可能な時代になり、私たちの日常生活や仕事、産業、社会は大きく変化しました。日本の社会もこれまで以上にグローバル化、情報化が進み、将来の変化を予測することが難しい時代とも言われています。
 このような時代の激しい変化に対応するためには、「多様性」を重要なキーワードとして、多様な視点をもって考えることや異なる文化、異なる価値観を理解し、ひとつの狭い専門分野にとらわれることなく、分野を超えた幅広い知識を「掛け合わせる」ことで新しいアイデアを生み出していく、そんな力が未来を切り開いていくために必要となってきています。

 メディア学部では、このような新しい時代の変化に対応したカリキュラム、入学時に選択したひとつの分野を4年間縦割りで学んでいくのではなく、複数の分野を自由に組み合わせて学んでいく独自の教育プログラムを早くから開発、展開してきました。
 自分の狭い興味と限られた発想だけにとらわれず、他の分野の方法論を積極的に学んでみることから、幅広い視野を身につけ、新しいアイデアを発想する力、自分で問題を解決する力を伸ばしていきます。自分とは異なる分野を学ぶ学生たちと協働して取り組む作品制作の授業では、チームワークを通して、実践力、コミュニケーション力を高めていくことを目標にしています。

 メディアはいつの時代でも、人と人をつなぐ大切な役割を果たしてきました。
 新型コロナウイルスの世界的感染拡大の中でも、アーチストが自宅から音楽のストリーンミング配信を通して簡単に世界中の人とつながることができるなど、インターネットを通じた新しいメディアは現代社会で重要な役割を担っています。技術を学ぶことはもちろん大切ですが、技術はあくまで道具であり、まず自分自身の中に表現したい何か、伝えたいことがあってこそ、次に技術があるのです。型を繰り返して覚えることは専門学校でも十分に学べます。大学の学びは、自分自身の中に表現したい何かを見つけだし、それをしっかりと相手の心に響かせる方法を鍛える時間です。

 メディア学部は、映像、音楽、ステージ、芸能、情報、デザイン、さまざまな分野に興味を待った学生が集まり、お互いに刺激を与え合う、理想的な環境です。在学生の皆さん、これからメディア学部を目指そうとしている皆さん、自分の視野と価値観を広げ私たちと一緒にこれから未来に向かってチャレンジしていきましょう。