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メディア学部の学生が近隣の「道の駅 みのりの郷(さと)東金」のPR動画を制作

ニューメディアコース

2023.03.03

石橋翔太(左)さん、岩佐美音さんが制作した「道の駅 みのりの郷 東金」のPR動画

千葉東金キャンパスのメディア学部ニューメディアコース2年生の岩佐美音さんと石橋翔太さんが昨年12月、映像制作実習の一環で、千葉県東金市の魅力を県内外の皆さんに伝えようと、PR動画の制作に挑戦しました。二人が取材先に選んだのは、キャンパスからも徒歩圏内で、東金市の特産品などが販売されている「道の駅 みのりの郷(さと)東金」(以下、みのりの郷)です。動画内では、地元の野菜や果物、弁当、スイーツなどが並ぶ「東金マルシェ」や、地元食材を使った料理が特徴の「レストラン&カフェとっチーノ」、豊富な種類の植木を販売する「緑花木市場」などの映像を紹介しています。中でも、卵や牛乳など地元素材をふんだんに使用した「東金マルシェ」の人気商品「みのりとろーりプリンプレミアム」を大きく取り上げ、二人の掛け合いで実際に商品を食べながら感想をレポート。「みのりの郷 東金」の職員の皆さんからも「面白くて、商品の魅力もよく伝わる」と好評だったようです。このPR動画は「みのりの郷」のホームページ〔https://minorinosato-togane.com/〕で紹介されています。

「道の駅 みのりの郷  東金」内の「いちご狩りハウス」のPR動画(一例)

また、今年1月には、メディア学部ニューメディアコースの1年生約30名が映像制作の授業で「みのりの郷」を訪れ、6チームに分かれて同施設内の「いちご狩りハウス」を取材しました。各チームとも「情報が人に正しく伝わる映像」を心掛けながら、視聴者がハウスの広さや施設内での位置関係がわかるように撮影したり、担当職員の方に現在栽培されている品種や食べ方のコツ、各品種のおいしい時期などをインタビューしたりして映像に収めました。続く編集作業では、ナレーションやテロップなどを工夫し、各チームとも2分程度の動画に仕上げました。
担当教員のメディア学部・高畠宏之兼任講師は、「学生たちが将来、映像制作の実務に就くことを考えると、自分の興味対象以外のものに対して、取材や撮影をする場面が出てきます。そんな時に、実際の現場でいろいろな人から直接お話を聞きながら、どこに魅力があるのかを考えながら取材できるような力を身につけて欲しいと思っています。最近、撮影や編集の技術が高い学生が多くなりました。ただ、独りよがりの映像ではなく実際に人の話を聞いてその魅力を紹介する、さらに言えば、その人が意識していなかった魅力を引き出せるくらいの取材ができれば素晴らしいと思います」と学生たちの学びに期待を寄せています。学生たちが制作した「いちご狩りハウス」のPR動画も「みのりの郷 東金」のホームぺージ〔https://minorinosato-togane.com/2023/02/08/44053〕で公開中です。

なお、メディア学部ニューメディアコースでは2023年度、東金市が産地化を進めている「オリーブ」の収穫作業を薬学部・光本篤史教授のゼミの学生たちと一緒に「みのりの郷」で行います。また、観光学部・多田充教授のゼミとは、地域振興の一環として千葉県芝山町の観光資源の調査・開発を計画しています。同コースでは、これらの取り組みについても映像制作を行う予定です。