千葉ロッテで選手をケアする理学療法士が来学 資格目指す学生に助言

学部学科

2021.12.22

プロ野球チームの年間スケジュールを説明する影石言光さん

会の後半には代表学生5名と壇上で交流

学生からの質問に丁寧に回答いただきました

熱心に話に聴き入る学生たち


プロ野球チーム「千葉ロッテマリーンズ」でリハビリテーションコーディネーターとして活躍する理学療法士が12月11日に千葉東金キャンパスを訪れ、同じ資格を目指す学生に向け講演を行いました。プロアスリートをサポートする責任の重さや選手との信頼関係を築く難しさなど、なかなか聞くことができない話に、参加した1~4年生の84名は興味深く耳を傾けていました。
 

講師を務めたのは、2013年から千葉ロッテに所属する影石言光さんです。試合前後の体のケアや負傷した選手を復帰させるためのリハビリ全般を担い、2017年から20年までは1軍を、21年からは2軍をサポートしています。
 

影石さんはまず、シーズン中の2軍選手の日常を、詳しく教えてくれました。練習の合間に影石さんも選手に帯同して病院へ行ったり、試合終了後には選手の体の状態に即したマッサージを行ったりするなど、絶えず動き回っています。影石さんは「この仕事はまさに『体力勝負』です」と学生に話しました。また、故障者と監督・コーチとの間に立って、双方と相談しながらリハビリの計画を立て、復帰へと導く役目の難しさについても語りました。
 

後半では学生5名も登壇し、質疑応答形式でのトークセッションを行いました。スポーツトレーナーを目指す学生からの「卒業までに経験しておくべきことはありますか」との質問に、影石さんは「インターンシップやアルバイトなどの機会を利用して、現場をたくさん経験しておくことが必要だと思います。現場では学生であろうと、先方にとっては『プロの施術者』です。そういう体験を積むことで、自分には何が足りないのか明確になるはずです」とアドバイスを送りました。また「選手とコミュニケーションを図るうえで、大切にしていることはありますか」との質問には「選手の声に耳を傾けることです。多くの声を聞き、それに応えていくことで、信頼関係が築けると思います」と、影石さんは実感を込めて話しました。
 

講演を聴講した学生は「プロスポーツに携わっている理学療法士の視点で話をしてもらえたので、とても参考になり、本当に良かったです」と感想を語っていました。